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傳燈

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どこよりも詳しい令和の皇室引っ越し完全版 

2021-09-30
三種の神器・費用・異例の宮殿暮らし6カメ収録
【皇室ちょっといい話】(38)(2021年9月20日

(8月27日~9月9日) 天皇ご一家 皇居に引っ越し

2021-09-11
© 毎日新聞 提供 皇居・御所に入られた天皇、皇后両陛下と長女愛子さま=2021年9月6日午後2時56分(代表撮影)
毎日新聞 2021/09/11 12:00

紙面では伝えきれない皇室の方々の動きや様子を紹介する「皇室の活動」。今回は天皇ご一家の皇居への引っ越しなど、8月27日~9月9日分です。引っ越しを受けての天皇、皇后両陛下の感想の全文も紹介します。【和田武士/社会部宮内庁担当】

天皇ご一家 皇居に引っ越し

 天皇ご一家は6日、赤坂御用地(東京都港区)にある赤坂御所を離れ、皇居に引っ越されました。ご一家が皇居で生活するのは初めてですが、新しい御所への荷物搬入が終わる15日ごろまでは皇居内の宮殿に滞在しています。

 皇居の御所は1993年に完成しました。上皇ご夫妻が26年あまり暮らし、昨年3月に仙洞(せんとう)仮御所(旧高輪皇族邸、東京都港区)に転居した後、約1年かけて改修工事が行われていました。

 ご一家はこの日午後2時半すぎ、秋篠宮ご夫妻の見送りを受けて赤坂御所を出発。まもなく皇居に到着した天皇陛下は、皇位の証しとされる「三種の神器」のうち「剣」(けん)と「璽」(じ)(まが玉)を伴い皇后雅子さまと愛子さまとともに御所に入り、その後、宮殿に移動しました。

 宮内庁は一時滞在先として那須御用邸(栃木県那須町)などを検討しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言も出ている中、県境をまたぐ移動は国民への誤ったメッセージになりかねないなどとして両陛下が固辞。側近は「帰省や旅行を控えている国民に心を寄せられている」と説明しています。

 宮殿は重要な儀式や行事を行う施設で、生活を想定しておらず、宿泊を伴う滞在は極めて異例です。今回の宮殿使用は陛下が選択肢として示したということで、宮内庁は寝具など最低限の生活用品を整えました。同庁編さんの「昭和天皇実録」によると、過去には昭和天皇と香淳皇后が1971年8月、欧州訪問を前に宿泊のリハーサルのため宮殿に1泊しています。

 赤坂御所は引っ越し作業後、上皇ご夫妻の入居に向けたバリアフリー化などの工事が行われます。工事終了は2022年5~6月ごろになる見通しですが、工事の進み方次第では、終了を待たずにご夫妻が入居することも検討されています。

 陛下は60年6月以降、英国留学期間(83~85年)を除いた59年近くを、赤坂御用地内で暮らしてきました。引っ越しを受け、両陛下は宮内庁を通じて感想を出しました。全文は次の通りです。

     ◇

 多くの年月を過ごし、慣れ親しんできた赤坂御用地を本日離れることに、寂しさと深い感慨を覚えます。それとともに、歴代の天皇がお務めを果たされる上での礎となってきた皇居に移ることに身の引き締まる思いが致しますが、心を新たに日々の務めを果たしていきたいと思います。

 上皇、上皇后両陛下には、私たちが赤坂で過ごしてきた日々を温かくお見守りいただいたことに心から御礼を申し上げます。また、長年にわたり赤坂御用地での生活と務めを支えていただいた多くの関係者や、今回の吹上の御所の改修など、皇居での新しい生活の基盤を整えていただいた関係者の皆さんに、深く感謝致します。

 この機会に改めまして、現在の新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収束に向かい、人々が安心して暮らせる日が一日も早く訪れることを心から願っております。

天皇ご一家 東京パラ選手たちの健闘たたえる

 5日に閉幕した東京パラリンピック。宮内庁によると、大会名誉総裁を務めた天皇陛下は皇后雅子さま、長女愛子さまとともに、引っ越し準備の合間を縫ってテレビで競技を観戦するなどし、新型コロナの感染拡大という厳しい状況下でベストを尽くした選手たちの健闘をたたえていたそうです。

 皇室と障害者スポーツの関わりは深く、64年東京パラリンピックの開催には皇太子ご夫妻時代の上皇ご夫妻の後押しがあったといいます。上皇さまは大会名誉総裁を務め、上皇后美智子さまは日本赤十字社とともに選手たちをサポートする「通訳奉仕団」の発足に尽力しました。

 障害者スポーツがまだ一般的ではなかった時代。上皇さまは東京大会後に関係者をねぎらった際に「このような大会を国内でも毎年行ってもらいたい」と話し、それが契機となって翌65年から全国身体障害者スポーツ大会(現在の全国障害者スポーツ大会)が始まりました。

 ご夫妻は毎年大会に出席し、その発展を見守ってきました。平成に入ると出席の公務は皇太子となった陛下に引き継がれ、陛下も毎年競技を熱心に観戦。同時に、さまざまな機会を通じて障害者スポーツに対する理解を深めてきました。

 17年5月、天皇ご一家は「内閣総理大臣杯争奪第45回記念日本車椅子バスケットボール選手権大会」を観戦しました。優勝チームの選手らとの懇談もありましたが、その中には今回のパラリンピックに日本代表として出場した選手もおり、活躍を感慨深く思っている様子だったそうです。また、18年8月には陛下が三重県立子ども心身発達医療センター(津市)を訪問し、リハビリの一環で障害児らが取り組んでいた「ボッチャ」を見学。自身も投球を体験し、側近は「今回のパラでボッチャを観戦し、その時の体験や競技の難しさ、楽しさを思い出されたのではないか」と話しました。

 最終日の5日にあった陸上女子マラソン(視覚障害T12)では道下美里選手が悲願の金メダルを獲得しました。陛下は18年6月、日ごろジョギングをしている赤坂御用地で道下選手の伴走をした経験があります。前年秋の園遊会で道下選手から「機会があれば」と伝えられたことがきっかけだったそうです。

 陛下は19年2月の誕生日を前にした記者会見でこの時のことを「少し緊張しました」と振り返り、「伴走の方がどのように選手をリードされているのかということも分かって、いい経験になったと思います」と明かしています。

上皇さま 歴代最長寿に

 上皇さま(87)は2日、誕生からの日数が3万2031日となり、史実がはっきりしている歴代天皇で最長寿だった昭和天皇(1901~89年)の生涯日数と並ばれました。上皇さまは1933年生まれで、今年12月23日には米寿(88歳)の誕生日を迎えます。

 上皇さまは新型コロナの感染拡大を受けて外出などは極力控えつつ、上皇后美智子さま(86)と仙洞仮御所の庭を朝夕散策することを日課とするなど穏やかに過ごしています。一方、新型コロナに関する日々の報道に触れ、最近では自宅療養者が増えて亡くなる人も出ていることなどに心を痛めているそうです。

 宮内庁によると、お祝いは行われませんでしたが、上皇ご夫妻の側近である高橋美佐男・上皇侍従次長は最長寿について「平成の30年間、大変なご苦労をされてきたので、(代替わり後は)年齢にふさわしい豊かな生活をしていただきたいと願ってきた。今は新型コロナの感染拡大で厳しい情勢が続いているが、お元気でいらっしゃってほしい」と話しました。

 昭和天皇は1985年7月12日にそれまで最長寿だった江戸時代の後水尾天皇(1596~1680年)の生涯日数と並びました。「昭和天皇実録」によると、昭和天皇の意向でお祝いの行事は行われませんでしたが、翌13日の昼食は住まいの吹上御所で側近とともに好物だったうな重を食べたということです。

秋篠宮さま 東京パラリンピック閉会式に出席

 秋篠宮さまは5日夜、東京パラリンピックの閉会式に、大会名誉総裁である天皇陛下の名代として出席されました。プレジデンシャル・ボックス(貴賓席)から、国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドルー・パーソンズ会長らとともに式の様子を見守りました。

 オリンピックと同様に国家元首もしくは国家元首の指名する者が出席することになっており、陛下が秋篠宮さまを指名しました。参加者が大幅に絞られたことを踏まえ、秋篠宮さま単独での出席となりました。

悠仁さま 15歳に

 秋篠宮家の長男悠仁さまは6日、15歳の誕生日を迎えられました。現在はお茶の水女子大付属中の3年生。最終学年ということもあり、この夏休み中は学習に充てる時間が多く、学校からの課題に取り組んだり、合間には興味のある本を読んだりして過ごしたそうです。

 来春には中学を卒業しますが、秋篠宮家を補佐する側近トップの加地隆治・皇嗣職大夫は進路について「具体的なことは承知していない」と話しています。

西村長官「陛下、オリパラ滞りなく終了うれしく」

 宮内庁の西村泰彦長官は9日の定例記者会見で、東京オリンピック・パラリンピックが閉幕したことについて、「陛下は滞りなく終了したことをうれしく思い、組織委員会やボランティアの方をはじめ、関係の皆様方のご尽力を深く多としているとうかがっている」と述べました。

 西村長官は6月の会見で「陛下は現下の新型コロナウイルス感染症の感染状況を大変心配している」と前置きした上で、「国民の間に不安の声がある中、陛下は開催が(新型コロナの)感染拡大につながらないか懸念、心配されていると拝察している」と述べ、議論を呼んでいました。

立皇嗣宣明の儀 寿詞

2021-09-23
令和2年11月8日
 謹んで申し上げます。
 天皇陛下には、本日ここに立皇嗣宣明の儀を挙行され、文仁親王殿下が皇嗣であることを内外に宣明されました。
 一同心からお祝い申し上げます。
 皇嗣殿下は、妃殿下とともに、天皇皇后両陛下や上皇上皇后両陛下をお支えになられ、被災地御訪問や国際親善をはじめ、皇室の御活動に真摯に取り組まれてこられました。
 国民は、こうした御活動を通じて、両殿下が人々に親しく接せられるお姿に敬愛の念を抱いており、こうして立皇嗣の礼が挙行されますことは、こぞって喜びとするところであります。
 ここに改めて皇室の一層の御繁栄をお祈り申し上げます。

平成車列2本!!建礼門ド正面 京都御所  2018/3/25/28

2020-09-07
建礼門ド正面 京都御所 天皇皇后両陛下車列

平成車列4本!!皇室重要行事特別車列!!

2021-07-30
天皇旗皇后旗輝くセンチュリーロイヤル3台は数年に1度レベル!!2019/4/18 Emperor Of Japan Motorcade

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舞楽"陵王" Bugaku "Ryo-oh"

2024-04-22
雅楽 2018秋 明治神宮 宮内庁楽部 春鶯囀颯踏・入破
明治神宮・浦安の舞
明治神宮、昭憲皇太后百年祭=「呉竹の舞」を奉奏
明治天皇の皇后、昭憲皇太后のご逝去から百年に当たる11日、東京都渋谷区の明治神宮で「昭憲皇太后百年祭」が執り行われた。
祭典は関係者約850人が参列して、御社殿で行われ、宮司らとともに供物を入れた辛櫃(からひつ)が参進。天皇陛下からの幣帛(へいはく)や供物が御神前に奉られた。  
また、五色の絹を結んだ榊を手にした巫女(みこ)たちが、神楽舞「呉竹の舞」を奉奏した。
昭憲皇太后は生涯に約3万首の和歌を詠まれ、この日の呉竹の舞は、その代表的な御歌に作曲、振り付けをしたものという。  
昭憲皇太后は、社会福祉事業や女子教育などに力を尽くされ、1912(明治45)年には、平時における救護事業のために、国際赤十字に10万円(現在の3億5000万円に相当)を寄贈。
「昭憲皇太后基金」が創設され、現在も4月11日に合わせて各国の赤十字への配分が発表され、途上国の保健衛生事業などに活用されている。  
境内の文化館宝物展示室では5月28日まで、御大礼服など、ゆかりの史料を一堂に展示している。

華道家元池坊・春のいけばな展(2024年3月15日 京都市中京区)

2024-03-16
華道家元池坊の「春のいけばな展」が2024年3月15日、京都市中京区の家元道場などで始まった。ユキヤナギなど春らしい花材を生かした多彩ないけばな作品が、心弾む季節の到来を告げている。

【スペシャルムービー】国立能楽堂40周年記念映像

2024-02-25
[Tokyo Footage] National Noh Theatre | 国立能楽堂 能公演 (Tokyo Japan)

愛子さま初めての講書始の儀…両陛下が感じられた様子は?

2024-01-18
①愛子さまも読まれた本の著者②戦後日本の刑事法学を築いた大家の「最後の門下生」が
音声がない皇室映像を宮内庁担当記者が解説する。
映像はノーカットである。 
皇居で講書始の儀が行われ、愛子さまが初めて参加された。
両陛下が感じられた愛子さまの様子を担当記者に聞く。
愛子さまが大学で著書を読まれたことがあるという学者とは?
戦後日本の刑事法の土台を形作ったあの教授の「最後の門下生」が登場?
 新見多一(皇室担当デスク)×水原恵理(BSテレ東『皇室の窓スペシャル』担当)

陛下と米国大統領

2024-01-18
天皇陛下とバイデン大統領の会談ノーカット…後で皇后さまに話されたら「驚かれた会話」とは?【皇室ちょっといい話】 (65)(2022年5月31日)
天皇、皇后両陛下とトランプ米大統領夫妻が会見=宮内庁提供映像(2019年5月27日)
御所に招いて 両陛下がトランプ大統領夫妻と懇談(17/11/06)
どこよりも詳しい皇居「御所」内部映像 光る技術くつろぎ【皇室ちょっといい話】(33)(2021年7月15日)
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