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仏教美術

ちょっと気になる逸品の世界

「天空チベット タンカ絵師の郷」 日中共同制作のNHKドキュメンタリー番組「天空チベット タンカ絵師の郷」

2023-01-26

築1500年以上!中国の絶壁の仏教遺跡・麦積山石窟

2022-11-12
築1500年以上!中国の絶壁の仏教遺跡・麦積山石窟 | 中国

中国の西北部・甘粛省天水市の郊外にある仏教遺跡・麦積山石窟は1500年以上もの間、絶壁に大小様々な仏像を刻まれたことで知られています。仏像の豊かな表情や極彩色の衣装も魅力的ですし、断崖からの眺めはまさしく絶景!正直、世界遺産であってもおかしくありません・・・。
麦積山石窟
麦積山は、甘肃省天水市麦積山区にあり、ここは、小隴山中にある孤峰である。高さ142メートル、山の形が麦わらの山に似ていることから、こう呼ばれるようになった。麦積山石窟は、384~417年に作られ、221個の洞窟と10632体の粘土像、約1300㎡の壁画が現存しており、その精巧さと美しい粘土像芸術で世界的に有名になり、東方の彫刻芸術陳列館と賞賛されてる。

《 球体佛 — 大日如来 — 》

2022-11-03
第59回 仏教美術展に出品いたします。

facebook江場 琳觀さん曰く


《 球体佛  — 大日如来 — 》
第59回 仏教美術展に出品いたします。
関西では初のお披露目となります本展、お近くにご縁がございましたら是非お運び下さい。
わずかな時間で恐縮ですが在廊の予定でおります。
皆様とお会いすることが叶えばと祈念しております。
第59回 仏教美術展
2022年11月4日(金) 〜 11月6日(日)
10:00 〜 17:00 
京都文化博物館 5階(入場無料)
琳觀 在廊予定
11月5日(土) 14:30〜
11月6日(日) 13:00〜

僧形似影像

2022-10-08

facebook江場 琳觀さん曰く


《 玄宥僧正像 》
10月4日は真言宗智山派 総本山智積院を再興された玄宥僧正(げんゆうそうじょう)のご命日。
出張などが重なり遅ればせながらの投稿ですが、そのご偉功とご遺徳を偲んでいる。
画像は、《智積院 第1世 玄宥僧正像》
真言宗智山派 総本山智積院化主第1世となられたお方の肖像である。
豊臣秀吉の根来攻めにより高野山に逃れて以来、玄宥僧正に智積院再興が許されたのは73歳の頃とされ、16年に及ぶ不遇のときを過ごしながらもいよいよ再興が叶ったと想像する。
制作においては、智積院にわずかに伝わる肖像画を手掛かりにその像容を手繰り寄せた。
場面や由緒は不詳とのことであるが、描かれた相貌を頼りに骨格をさぐり、人となりを表す要素を少しずつ丁寧に集めてゆく。
歴史や肖像画の中の僧正にお伺いを立てるように。
袈裟には牡丹唐草文を金泥で描き、単色に見える緋色の衣には近似する色で羯磨(かつま)と輪宝(りんぽう)を描き共糸の地紋様を。
肖像画に見る実に豊かな色使いの組紐には、描いた絵師の尊崇の念や、晴れの儀式を想起した。
お顔の表情には、刻まれた皺と鋭さをのぞかせる眼光に玄宥僧正の堪え忍んだ半生を、そして再興の喜びと寺門興隆の決意を込めた。
長野県 照光寺 蔵 2018年
総高さ970mm 像高585mm 仏寸(髪際高) = 一尺八寸
諏訪神仏プロジェクト

《 百済観音原型 》

2022-08-22

Facebook 江場 琳觀さん曰く

《 百済観音原型 》
このところ取り組んでいる大規模なプロジェクトで、古色仕上げや、飾り金物の資料をと《百済観音 原形》を振り返っている。
画像の、法隆寺に伝わる国宝 百済観音の3分の1の大きさの本像は、法隆寺像と同寸模刻(一部補作)の原型として精密を期し制作した。
彫刻する際に参考にしたのは、記録に残る法隆寺像の採寸データと様々な角度から撮影された画像データ。
これらの資料をもとに探求を進めたが、彩色の下地厚などは単純に3分の1に換算した数値には収まらない。
そもそも小さくなっても木材に一定の塗膜を作る厚みはさほど変わらないうえに、わずかな下地の厚みの違いでいとも簡単に表情など微細なニュアンスが変化してゆく。
多くの人に親しまれるイメージを再現するのは容易ではないのだ。
こうして眺めていると、ありありと制作当時の想いがその熱量を伴って語りかけてくる。
かけた手間に嘘はなく、
静謐な佇まいの中に、ときに雄弁な声を聞くならば、
いかなる仕事も全霊をもって臨みたいものである。
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