ファイトの系譜
【 オールラウンド編 含TOKYO2020の記録】
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加藤組は失格=ボールガールに返球直撃―全仏テニス
【パリ時事】テニスの全仏オープン第8日は4日、パリのローランギャロスで行われ、女子ダブルス3回戦で加藤未唯(ザイマックス)アルディラ・スーチャディ(インドネシア)組が、マリエ・ブズコバ(チェコ)サラ・ソリベストルモ(スペイン)組と対戦し、第2セット途中で失格となった。
第2セットの3―1で迎えた第5ゲーム途中で、加藤がボールガールへ返した球がノーバウンドで後頭部付近に直撃。女の子はしばらく泣き続けた。主催者によると、故意ではないものの、危険な行為との判断で失格となった。女の子にけがはないが、頭痛を訴えたという。加藤は失格後、涙を流してコートを後にした。
【パリ共同】女子テニスの加藤未唯(28)が4日にパリで行われた全仏オープン女子ダブルス3回戦で失格になったことを不服とし、四大大会側に提訴したことを明らかにした。5日に混合ダブルスで4強入りを決めた際に記者会見し、失格理由になった「危険な行為」には該当しないなどと主張した。
問題の試合では第2セット途中、ポイント間に相手コート側に送った球がボールガールを直撃。危険な行為とみなされて失格になった。加藤は強い球を当てたわけではないとの認識で、大会の運営責任者に動画の確認を求めたが「ビデオを見ることはできない。アンラッキーだったね」と突っぱねられたという。
一度は警告を言い渡されながらも対戦相手が主審に抗議した後、判定が変わった点にも不満を示し「納得がいっていない状況」と語った。
他選手らからも失格を疑問視する声が相次いでいる。会見で涙を流し、憔悴した様子だった加藤は行為自体については「故意でないにしても彼女に当たったのは事実だった。それだけは謝りたかった」とした。
河村勇輝
巨人、ビジターでも〝観客激減、今やドル箱カードではない ロッテ戦、
巨人は5月31日のロッテ戦(ZOZOマリン)で主砲・岡本和真内野手(26)が2本のアーチを架けるなど一発攻勢。連敗を「4」で止めたが、勝利の喜びを左翼席で分かち合ったG党は驚くほど少なかった。
岡本和は昨季まで同僚だった相手先発メルセデスから2回に10号ソロ、同点の8回も巨人OBの沢村から11号2ラン。巨人一筋の主砲が3安打3打点と大暴れ。「(元同僚らと)本当に対戦するのを楽しみにしていた。複雑な気持ちもありますけどね。でも、いい場面で打ててよかった。2本目はすごい音だった? 何かバットに入ってるんかな」と、ジョークも交えて舌も滑らかだった。
さらに坂本が史上初の遊撃2000試合出場に花を添える7号ソロ、中田も復帰後初となる8号ソロと見どころ満載だったが、この日の観衆は今季のZOZOマリンでワースト3位の1万8382人。パ・リーグ首位を走り客足好調なロッテの本拠地平均動員2万4660人を下回った。
前日30日の同カードも2万258人止まり。巨人との3連戦は前売りの段階でこれまでより不調だったといい、ロッテ関係者は「この2日間は天気予報も悪かったこともあるのでは…」と気遣うが、当の巨人側は現実を見据えている。
「やはり連敗中ということもあって、当日に見に行こうというファンの足が重くなったことは間違いない。いま東京ドームで平均3万6000人くらい。コロナ前なら考えられない数字だ。ジャイアンツのファンは負け試合を見たくないということが身に染みてよく分かる」と球団幹部。かつてはロッテの主催試合で最も観客が入るのが、巨人とのオープン戦という時代もあったほど、対戦相手からビジター戦で大歓迎を受けた常勝軍団だが、日本一から10年以上も遠ざかる今やドル箱カードではなくなった。
パ首位を相手に快勝したこの日のような試合を続けていけば、スタンドにファンも帰ってくると信じたい。 (片岡将)
◇交流戦
ロッテ―巨人2回戦(1勝1敗18時、ZOZOマリンスタジアム、1万8382人)
巨 人 010210030-7 ロッテ 100003000-4
(勝) 戸郷9試合6勝1敗
(S) 大勢17試合1勝10S
〔敗〕 沢村19試合3勝2敗2S
(本) 岡2号①(戸郷)、岡本和10号①(メルセデス)、岡本和11号②(沢村)、坂本7号①(メルセデス)、ポランコ6号①(戸郷)、安田5号②(戸郷)、中田翔8号①(沢村)
巨人が「東京ドーム」を捨てて「築地」に移転すると噂される「驚愕の理由」 魅力的じゃなくなった
巨人長年の悲願ついに実現か
「自前の球場を持つというのは、我々が長年描いてきた悲願の構想です。これが実現すれば、球場内の飲食店の売り上げや広告収入も全て球団に入るようになる。経営が一気に楽になるんです」(読売新聞グループ関係者)
数年前から噂され、一時は実現不可能に思われた巨人の本拠地移転計画が、再浮上している。
「東京ドームは、あくまで他社の施設。年間25億円ともいわれるレンタル料のほか、グッズ収入等のロイヤリティも支払わなければならないんです。'88年開場で老朽化も進んでおり、今では狭い球場の代表になってしまっている。コロナ禍で大改修が行われたものの、魅力的な本拠地ではなくなってきています」(スポーツ紙巨人担当記者)
そこで読売グループが目をつけたのが、築地市場の跡地なのだという。前出の関係者が話す。
「都営大江戸線の築地市場駅から出てすぐの場所で、銀座にも歩いて行ける。都心のこんな好立地はそうそう出てきませんよ。'17年に小池百合子都知事がこの場所を『食のテーマパーク』とする構想を掲げたため、計画は一度頓挫しました。しかし、'19年に都が公表した築地の再開発方針には『食を中心とした事業』という記載はなく、現在まで具体的な内容が明らかになっていない。球団の中枢にいた読売グループOBも『やはり築地なんだ』と漏らしています」