大相撲の世界
【 新しい波のページ】
朝乃山〝幕内復帰〟
【取材の裏側 現場ノート】大相撲の元大関・朝乃山(31=高砂)が、1年半ぶりに幕内の土俵へ戻ってくる。先の九州場所では十両で12勝をマーク。次の初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)での幕内復帰が確実となり「今年1年は再入幕が目標だった。幕内に戻ってどこまで通用するか分からないけど、取りあえず、三役に戻りたい」と決意を新たにしている。
どん底を2度も味わった。大関時代に不祥事で6場所出場停止となり、三段目まで転落した。復帰後は小結まで番付を戻したが、昨年の名古屋場所で左ヒザの前十字靱帯を損傷。長期休場を余儀なくされ、三段目に逆戻りした。そこから地道な努力で番付を上げ、再びつかんだ最高峰の舞台。ただ、本人が言うようにどこまで通用するのかは未知数だ。
安青錦、大関昇進!!
大相撲ロンドン公演
【ロンドン共同】34年ぶりに開催された大相撲のロンドン公演が19日、前回と同じ会場のロイヤル・アルバート・ホールで千秋楽を迎えた。チケットは全日完売で、5日間合計で約2万7千人を動員。優勝は5日間の成績で争われ、豊昇龍が大の里との横綱全勝対決を制して優勝した。
閉会式で代表として土俵に上がった大の里は英語でスピーチし「皆さん、こんにちは。ロンドンは素晴らしい。ありがとう、またお会いしましょう。さようなら」と述べた。観客のスタンディングオベーションに、40人の力士たちが手を振りながら退場した。
外国から招かれて行う海外公演は20年ぶり。両横綱ら力士の奮闘で大盛況だった。
Royal Albert Hall
【 大相撲の巻】
横綱大の里が休場
「大相撲九州場所・千秋楽」(23日、福岡国際センター)
横綱大の里が休場を届け出た。3敗で賜杯争いトップに横綱豊昇龍、関脇安青錦と並んでいた。結びで対戦する豊昇龍は不戦勝となる。
この日、審判部の仕事を終えた師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が大の里について「出ない。休場」と報道陣に語った。
安青錦は大関琴桜との取組に勝てば、豊昇龍と優勝決定戦となる。安青錦が敗れれば、相撲を取らず優勝が決まる異例の事態となる。
大の里は14日目の琴桜に寄り切られた後、左肩を気にするそぶりを見せていた。
大相撲 若元春ー豊昇龍<令和7年九州場所・6日目>SUMO
大相撲九州場所は14日、6日目の取組が行われた。結びの一番となった西横綱・豊昇龍対西前頭2枚目・若元春戦では、2日連続で"注文相撲"が飛び出した。
豊昇龍は4勝1敗、若元春は1勝4敗で迎えたこの一番は、先に地面に手をついた若元春に対し、豊昇龍は手をつけた瞬間に鋭く前に出た。するとこの直後、若元春は豊昇龍の背中を押さえつつ左方向に変化。豊昇龍はほぼ何もできずに両手を地面につき、決まり手はたき込みで若元春の勝ちとなったが、場内は騒然とした雰囲気に包まれた。
「もっと自分本位でいい」
豊昇龍が3日連続で金星配給
「大相撲名古屋場所・4日目」(16日、IGアリーナ)
横綱豊昇龍が阿炎に押し出され、若元春、安青錦に続き3日連続で金星を配給した。場所前に痛めた左足親指の状態がよくない模様で、新横綱場所だった今年春場所以来の休場危機に陥った。金星配給は昇進3場所で8つ目となり、綱の権威が損なわれる事態となった。
3日連続の金星配給は昨年春場所の照ノ富士以来。5日目の相手は王鵬で、4日連続で金星を配給すれば、1931年宮城山以来94年ぶりの不名誉記録となる。支度部屋で豊昇龍は取材に応じず、少し左足を気にしながら会場を後にした。
八角理事長(元横綱北勝海)は「気持ちしかない。若元春に負けた一番が大きい。勝てる相手に負けて、流れが悪くなっている。いいときは気持ちが強いけど、悪い時にね。この数場所、序盤がカギ。動きで勝つ人は、自分の調子が上がるまでが難しい」と奮起を促した






















