MLB
【大リーグからメジャーへ】
レッドソックスの“ベッツ放出”から5年がたった
26歳ベッツの放出は「最悪の決断」 指摘され続ける名門の“失態”「言い訳できない」
ちょうど5年前、MLBで大型トレードが報じられた。2月5日(日本時間6日)、米スポーツ専門局「ESPN」のポッドキャスト番組「ベースボール・トゥナイト」では、2020年の同じ日にレッドソックスがムーキー・ベッツ外野手をドジャースへトレードしたニュースが流れたことに際し、「これがレッドソックスが今までした中で最悪の決断だった」とトレードを回想した。
現在は大谷翔平投手の所属するドジャースでプレーしていることもあって日本でも有名となったベッツは、レッドソックスでキャリアをスタートさせた。2018年には打率.346、32本塁打、OPS1.078の成績で首位打者、MVPに輝いた。
カブス今永昇太“癖バレ対策”異例の特大&重量グラブに改良
カブス今永昇太投手(31)が、来季から投手としては異例の特大、重量グラブの使用を検討していることが6日、明らかになった。大阪市内で「ミズノブランドアンバサダーミーティング」に出席。来季用に3タイプの特大グラブを試し、33センチという外野手用に匹敵する大きさを選んだ。
DeNAでの日本時代は30センチ、約650グラムのグラブを使用していた。投手用の平均は30~31センチ。だが、癖バレ防止を主な目的として、一気に3センチも大きくした。ミズノの早川剛史クラフトマンが「ほぼ外野用。イチローさんクラス。投手では見たことがない」という33・5センチ、33センチ、32・5センチの3タイプを用意。真ん中のものを選んだという。
3年総額6300万ドル
【フォートマイヤーズ(米フロリダ州)=平沢祐】米大リーグのアストロズからフリーエージェント(FA)となっていた菊池雄星投手(33)がエンゼルスと契約合意したと25日、スポーツ専門局ESPNなどが伝えた。3年総額6300万ドル(約97億円)という。
大リーグ6年目の菊池は今季途中、ブルージェイズからアストロズへトレードで移籍。移籍後に5勝を挙げてア・リーグ西地区優勝に貢献した。今季は9勝10敗、防御率4・05で、206奪三振をマークした。
メジャー通算成績は41勝47敗1セーブ、防御率4・57。FAとなった左腕には複数球団からオファーがあったといい、アストロズも再契約を希望していた。
大谷翔平、左肩の関節唇損傷が判明
ドジャースは5日、大谷翔平がワールドシリーズで亜脱臼した左肩の関節唇損傷を修復する関節鏡視下手術を受け、成功したと発表した。当初、ロバーツ監督は「亜脱臼」以外に損傷などはなかったと説明していたが、やはり、軽症ではなかった。ロバーツ監督はワールドシリーズが終えた後、「彼は片腕でプレーしていた。たいていの選手ならおそらくギブアップするだろうが、彼は出場を諦めるつもりはなかった」と語っていた。
大谷はヤンキースとのワールドシリーズ第2戦で盗塁の際、左手をついてのスライディングで左肩を「亜脱臼」。病院で診察を受けた後、ニューヨークでの第3戦以降も強行出場を続けた。本人は第3戦の試合後、手術について「そこまでの話はしていない。今季が全部終わった後、それなりに検査をしていい状態なのか。今の段階では問題ないんじゃないか」と話していたが、手術を受けるに至った。
ドジャース優勝
大谷はデーブ・ロバーツ監督に促される形でスピーチ。はにかみながらマイクを握ると、「This is so special moment for me.(私にとってとても特別な瞬間です)」「I’m so honored to be here and to be part of this team. Congratulations Los Angeles. Thank you fans!(このチームの一員になれ、とても名誉に感じています。ロサンゼルス、おめでとう。 ファンの皆さんありがとうございます!)」と思いを伝えた。
大役を果たすと、大谷は「ヨシノブどこ行った? ヨシノブ!」と声をあげた。これにチームメートは呼応し、「ヨシ! ヨシ!」の大合唱が。背中を押される形でマイクを握った山本は「Thank you Dodger fans!(ドジャースファンのみんなありがとう!)」と声を張り上げた。
チームの雰囲気の良さが伝わるやり取りにファンも歓喜。SNSには「由伸を探すオオタニサンかわいい」「大谷翔平は逃がさない」「由伸くん探してるの笑ってしまった」「大谷さんの由伸イジりも好きやわ」「スピーチ後にヤマモロに無茶振りするオオタニサン」「山本が逃げようとしても大谷がしっかり捕まえてて面白すぎる」とコメントが寄せられた。
(Full-Count編集部)