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MLB

【大リーグからメジャーへ】

レッドソックスの番記者は「特別な選手になる」と期待を寄せる

2023-08-01
満塁ホームランを放ち、J・ターナーとポーズを決める吉田正尚(7月16日カブス戦)。 © Number Web 提供
杉浦大介 によるストーリー さん曰く
 ボストン・レッドソックスの一員として今季、メジャーデビューした吉田正尚が好調な打撃を披露している。
開幕直後こそ不振だったものの、4月20日以降は16試合連続安打を継続。
その後も安定したペースでヒットを放ち続け、7月下旬、ついにア・リーグの打率トップにまで躍り出た。今季は低迷するという予想を覆し、ワイルドカード争いに参戦しているチームの中ですでに主力打者の立場を確立した感がある。

吉田正尚をベテランのターナーが称賛「毎回、プロフェッショナルな打席を見せてくれる」

2023-03-31
6回、メジャー初安打となる中前適時打を放ったレッドソックス吉田正尚(AP) © 日刊スポーツ新聞社
日刊スポーツ新聞社 によるストーリー

<レッドソックス9-10オリオールズ>◇30日(日本時間31日)◇フェンウェイパーク

レッドソックス吉田正尚外野手(29)がオリオールズ戦に「4番左翼」で出場し、4打数2安打1打点、1死球でメジャー初安打初打点をマークした。

2-8の6回無死一、二塁で迎えた第3打席。1ストライクから救援左腕アキンの高め速球を捉え、二塁手のグラブを弾く中前適時打を放った。8回1死一塁の第4打席は速球を振り抜き、一塁手のミットを弾く右前打を放ってマルチ安打。第1打席は二ゴロ、第2打席は死球、第5打席は遊ゴロ失策だった。

3番を務めたベテランのジャスティン・ターナー内野手は「毎回、プロフェッショナルな打席を見せてくれる。彼は日本で四球が三振よりも150個も多かったって少し前に聞いたんだ。それができる選手はストライクゾーンをコントロールし、ボールを前に飛ばすことができる。ボールをフェアゾーンに飛ばせば、何かしら良いことが起こる」と、吉田のバッティングを称賛した。

大谷翔平の靭帯損傷に代理人バレロ氏がエンゼルスの管理責任に激怒

2023-08-25
「エンゼルスはオオタニを裏切ったんだ」
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】 © THE ANSWER
THE ANSWER によるストーリー

知られるバーランダー氏「ショウヘイを利用するだけ利用した」

米大リーグで右肘靭帯損傷と診断されたエンゼルス・大谷翔平投手について、熱烈な大谷マニアで知られる米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「エンゼルスはショウヘイを裏切り、ファンを裏切り、MLBを裏切ったんだ」とエンゼルスの管理体制を猛批判した。

「こんなことはあり得ない」プレーオフどころか個人記録までも潰すエンゼル

前田健太、TJ手術から591日ぶりの復帰!

2023-04-05
THE DIGEST によるストーリー
前田健太、TJ手術から591日ぶりの復帰! 魅せた圧巻の奪三振ショーに地元メディアも称賛「期待を裏切らなかった」 © THE DIGEST
魅せた圧巻の奪三振ショーに地元メディアも称賛「期待を裏切らなかった」
念願の復帰登板で、胸のすくような快投を見せた。ミネソタ・ツインズの前田健太だ。

現地4月4日、前田は敵地でのマイアミ・マーリンズ戦で右肘の手術からのメジャー復帰を果たした。5回0/3(79球)を投げて、被安打3、9奪三振、1失点と好投。惜しくもチームは敗れて敗戦投手となったものの、完全復活を印象付けた。

2021年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、メジャーでは21年8月21日以来となる、591日ぶりの公式戦のマウンドだった。初球に90.2マイル(約151キロ)のフォーシームを投げ込んだ前田は、初回を三者凡退に抑えて上々の滑り出しを見せる。

2回1死から5番のアビザイル・ガルシアにレフトスタンドへソロ本塁打を浴びた前田。これは痛恨だったが、3、4、5回はそれぞれ三者凡退に。4回の3人目からは抜群の制球力を軸にしたピッチングで4者連続奪三振を披露した。


その後、21年8月3日のレッズ戦以来となる9奪三振をマークした前田は、6回に先頭打者にレフト前ヒットを許したところで交代。少し右腕を気にしながらの降板となったことで不安を募らせたが、ツインズのロッコ・バルデリ監督曰く「ケンタは大丈夫だ。久々に長いイニングを投げたから少し疲れが出ただけだ」という。

試合は相手エースのサンディ・アルカンタラとの投げ合いに屈する形となったが、復活を印象付けた前田。そんな34歳のベテラン右腕に地元メディアも賛辞を贈る。地元紙『Star Tribune』は「ツインズは敗れたが、マエダは良いピッチングを見せた」と銘打ったレポート記事を掲載し、「マエダはこの日のために591日も待った。右肘の手術という経験を経て、彼は強くなって戻ってきた」と強調した。

また、ツインズの専門サイト『Twins Daily』は「勝利の道はアルカンタラの前に断たれたが、マエダはほぼ2年間の不在の後、非常に良いピッチングを披露した」と称賛。そして、「マエダは復帰を待ち望んでいたツインズ・ファンの期待を裏切らなかった。彼はガルシアにホームランを打たれるまでマーリンズの打者たちをなぎ倒し続けた」と絶賛した。

復帰戦で状態の良さを伺わせた前田。疲労を抱えた右腕は少し気になるものの、マーリンズ戦での快投は間違いなく今後に期待を持たせるものだった。

構成●THE DIGEST編集部

大谷翔平、開幕戦で悲しすぎる史上初の珍記録 0封&10Kでチーム敗戦は26人目で初めて

2023-03-31
今季開幕戦に登板したエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】 © THE ANSWER
MLB公式の記者がツイッターで記録を紹介

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、アスレチックスとの今季開幕戦に「3番・投手」で先発出場。6回を投げて2安打無失点、10奪三振の好投を見せた。打者としても4回に今季初安打を放ったが、開幕戦で投手として10奪三振&無失点、打者として1安打という記録はメジャー史上6人目の偉業に。しかしチームは大谷の降板後に逆転され、1-2で敗れた。これにより、悲しい記録が生まれたことを米記者が報じている。

敵地で迎えた開幕戦で、大谷は二刀流として躍動した。圧巻の10奪三振に加え、4回の第2打席では右前打を放った。エンゼルス広報担当のマット・バーチ氏は、自身のツイッターで開幕戦で大谷が生み出した記録を紹介している。


「開幕戦に10奪三振以上、無失点、打者として1安打以上」という3項目をメジャー史で満たした選手を紹介。1934年のロン・ウェルネキー投手(カブス)、1962年のフアン・マリシャル投手(ジャイアンツ)、1965年のクリス・ショート投手(フィリーズ)、1970年のアンディ・メッサースミス投手(エンゼルス)、2016年のフランシスコ・リリアーノ投手(パイレーツ)に続く、メジャー史上6人目の快挙だったと速報している。

しかし大谷が降板した後の8回、エンゼルス3番手のループが連打を浴びて同点とされ、4番手テペラが逆転の適時打を浴びてエンゼルスは1-2で敗戦。大谷の開幕戦勝利とはならなかった。

MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニは、開幕戦で10奪三振以上と無失点をマークした、少なくとも1901年以来26人目の投手になった。その投手のチームが負けたのはこれが初めて」となんとも悲しい珍記録を伝えた。

THE ANSWER編集部

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