新幹線
ここから、始まりました。
なぜ新幹線に「600系」存在しない?
新幹線の車両は0系から始まり、以降は100刻みで形式の数字が振られてきました。ただ、600系だけが存在しません。500系と700系の間には「そうなるはずだった」車両がありました。
「100」から「800」までで唯一存在しない「600」
新幹線初の最高速度300km/hによる営業運転を行った500系、「ドクターイエロー」や「ひかりレールスター」のベースになった700系、そのどちらもが、あと数年のうちに本格的な引退が始まる見込みです。 ところで、500系と700系のあいだ、「600系」は存在しなかったのでしょうか。
歴代の新幹線車両は0系から始まり、以降は100系、200系、300系と、100刻みで形式の数字が振られてきました。こうした100刻みの形式名をもつ新幹線は次の通り。
「500系引退します」
同社は、東海道・山陽新幹線用のN700S(16両編成)を、2026年度から2028年度にかけて10編成投入する予定。これ伴い、「のぞみ」などで運用していた既存のN700系を16両編成から8両編成に改造し、山陽新幹線に投入するとしています。
500系は、1997年3月22日のダイヤで営業運転を開始。当時の国内最速となる300km/h運転を実現しました。2008年以降は、16両編成から8両に短縮され、山陽新幹線内の「こだま」として使用されています。
500系は9編成が製造され、既に廃車となった車両もありますが、いよいよ全車が引退することになります。
【了】
このままでは乗り換えが永久固定… 西九州新幹線を全通させるには “全く別ルート”の方がメリット大?
前提にあったフリーゲージトレイン
西九州新幹線は、計画では新鳥栖駅(佐賀県鳥栖市)から分岐して長崎駅に至る経路とされています。2022年に武雄温泉~長崎間が開業しましたが、残りの新鳥栖~武雄温泉間は建設の目途が立っていません。
このため武雄温泉駅(佐賀県武雄市)では、博多~武雄温泉間の在来線特急と西九州新幹線とで乗り換えが発生しています。もし、フル規格新幹線で九州新幹線と接続されていれば、新大阪・博多~長崎間などで直通列車が走れるわけですから、長崎県としては機会の損失であり、早期の全線開通を働きかけています。