鉄の友
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横浜駅から水戸駅までノンストップ!?
茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」は、春にネモフィラ、秋にコキアが咲き誇ることで有名です。今回設定される臨時列車は、ネモフィラの見頃に合わせた列車となります。
車両は常磐線特急「ひたち」「ときわ」で使用されるE657系10両編成。全車指定席となります。
停車駅は平塚、茅ヶ崎、藤沢、大船、横浜、水戸、勝田です。時刻表上は横浜から水戸までノンストップとなります。
E657系は、2023年夏の臨時列車「伊東按針祭花火大会号」で、営業列車として初めて東海道線の品川以南に乗り入れました。その後も定期的に臨時列車として品川以南に直通しています。
「各駅停車の夜行列車」が運行へ
このツアーは、かつて上越線や中央本線で運行されていた、ほぼ全駅に停車する夜行列車を再現するもの。この「鈍行夜行」には国鉄型の115系電車が使用され、長距離輸送と同時に終電・初電の役割も担い、「青春18きっぷ」利用で人気を集めました。
ツアーでは軽井沢~妙高高原間を、昨年に横須賀色(通称:スカ色)に変更した115系S9編成で1往復運行し、中央山岳普通夜行を再現する予定。企画前半(深夜まで)は全駅停車の鈍行ダイヤ、後半(深夜から早朝)は主要駅停車の快速ダイヤで普通夜行ダイヤを演出するとしています。
車内では硬券乗車票が発行されるほか、鈍行列車の「必需品」となっていた古新聞も配布されるなど、当時を可能な限り再現するとしています。
旅行代金は1万6800円(ボックス席いずれか1席)~2万8800円(ボックス席の窓側から2席)。オプションとして「坂城さとやま弁当」の夜食を付けることも可能。発売は4月1日(火)15時から、日本旅行メディアトラベルセンターのウェブサイトで開始されています。
上野~秋田間で1日限定の「座席夜行」運行へ
この列車は、JR東日本びゅうツーリズム&セールスが開催するツアーの申込者が乗車できる団体臨時列車となります(現在は申込終了)。
高崎線・上越線・信越線・羽越線を経由し、上越国境を深夜に通過します。3列シートの豪華なグリーン車が連結されているE653系7両編成で運行される予定。上野発秋田行きの片道のみで、秋田発上野行きの運行はありません。
上野駅を始発・終着とする特急列車が減少傾向にある中、同駅から1日限定で珍しい座席夜行列車が発車することになります。