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大谷派の荘厳と作法

真宗本廟の仏事【有職故実】

真宗本廟阿弥陀堂の火舎香炉と華瓶を磨きました。

2024-07-02
facebook 山口昭彦さん曰く
『御寺法随聞記』には、「今一流には常に樒を用ゆるに、四方の樒を二つの瓶に合して、一瓶に二本づつ用ゆ。是れ正しく内の佛教の荘厳なり」とあります。
今日は盂蘭盆会前の佛具のおみがきを奉仕させていただきました。
阿弥陀堂の火舎香炉と華瓶を磨きました。
密教法具の流れを汲む火舎華瓶は、天台・真言の一般的な法具と比べて、とても装飾的になっています。
華瓶は、日光輪王寺伝来の品と類似しており、東本願寺所縁の公海大僧正が関与した可能性を推測しております。

ご紋について

2023-11-23
facebook 山口昭彦さん曰く

宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要(2011年厳修)に新調した打敷の刺繍をされた冨塚薫さん

2023-08-24

姫路船場別院本徳寺及び連枝の装束の調査報告

2022-04-13

Facebook山口昭彦さん曰く


『千總文化研究所 年報第3号』が刊行されました。
姫路船場別院本徳寺及び連枝の装束の調査報告が掲載されています。

檜扇 男性の持つ檜扇

2022-04-12

Facebook 山口昭彦さんは京都市にいます。
檜扇
男性の持つ檜扇
公家の檜扇(上)と、僧侶の檜扇(下)
公家の檜扇は、「置紋」といって家紋を刺繍した裂を貼ります。
ちなみに、この檜扇は、昭和の御大礼の際に、参役者が依用した品で山科流の檜扇です。
僧侶の檜扇は、飾り紐を鐶付きの金具に付けます。
但し、門跡等が参内する時は、「置紋」の檜扇を用います。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の新キャスト発表の際に、近衛前久役の本郷奏多さんが持っていた檜扇は、公家の檜扇では無くて、鐶付き金具の付いた僧侶用の檜扇でした。但し、飾り紐は付けられていませんでした。
今回の「麒麟がくる」の公家装束の風俗考証には、いろいろ問題が指摘されています。
山口先生とお遇いしたのは、こちらでした。
手前の卓には、信明院殿(左)のお姿が見えます。
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