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鉄の今

【今の鉄路】

時速400キロ!

2024-04-16
中国が独自の知的財産権を持つCR450高速列車の登場で、従来の時速350キロの運行速度が時速400キロに引き上げられます。
写真はCR450の試験走行。 © Record China
時速400キロ!世界最速の高速列車を取材―中国 Record China によるストーリー さん曰く

中国が保有している高速列車の世界最速記録が間もなく破られます。同じく中国が独自の知的財産権を持つCR450高速列車の登場で、従来の時速350キロの運行速度が時速400キロに引き上げられます。これに伴い、列車の緊急制動、安定した停車の難易度が飛躍的に高まります。中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)記者がこのほど、北京にあるCR450の重要システム実験室を独占取材しました。

さよなら、トロバス!

2024-04-12
立山トンネルトロリーバス(画像:立山黒部貫光)。
日本最後のトロリーバス「11月引退」 立山黒部アルペンルートで“ラストイヤー企画”登場 | 乗りものニュース (trafficnews.jp)

立山黒部アルペンルートは、富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルートです。ケーブルカー、バス、ロープウェイなどを乗り継ぎながら、立山や黒部ダム、飛騨山脈を通過していきます。

 このうち、室堂~大観峰間(3.7km)は「立山トンネルトロリーバス」が運行されています。トロリーバスは、一般的なバスのようにハンドルで操作しタイヤで走りますが、正式には「無軌条電車」といい、電線から電力の供給を受けて動く、鉄道に分類される乗りものです。

 立山の主峰・雄山(標高3003m)の直下を貫通する立山トンネルでは、1971年からディーゼルバスが使われていましたが、1996年からトロリーバスに置き換わりました。立山黒部貫光によると、立山トンネルトロリーバスには約28年間で累計1920万人以上が乗車したといいます。

 しかし、更新が必要な車両部品の調達が難しくなったことから、2024年11月30日で営業運転を終え、12月1日付でトロリーバスを廃止する予定です。

”新車両ついにデビュー!

2024-03-28
拡大画像 南海2200系電車。このたび銚子電鉄22000形として再出発する(画像:南海電鉄)。

千葉県の東端に位置する銚子市で鉄道を運行する銚子電鉄が、2024年3月29日(金)より新車両「22000形」を運行します。22000形は昨年8月、関西の南海電鉄から譲渡された中古車両で、銚子電鉄では8年ぶりの新車両となります。

 22000形は、南海電鉄時代は「2200系」を名乗っていました。なお銚子電鉄によると、“中古のさらに中古ではない車両”としては、約30年ぶりの導入だそうです。同社は「新たなフラッグシップトレインとして、皆様から愛される車両を目指して末永く運行してまいります」としています。

 22000形の運行時間帯は、30日(土)を除く当面のあいだは午前中の2往復のみ。ダイヤは仲ノ町6時53分→外川7時13分/7時16分→銚子7時35分/7時42分→外川8時04分/8時10分→銚子8時29分です。

 ちなみに、2010(平成22)年より運行されていた銚子電鉄2000形電車(デハ2001-クハ2501)は、2024年3月15日をもって引退。同社は「今までのご愛顧、誠にありがとうございました」としています。

【了】

【2001Fの運行について(変更の場合あり)】

12/2(土)、3(日)、6(水)
は始発から終電まで終日運行します。
2001正面に「前面方向幕風」ヘッドマーク、側面方向幕に「ありがとう2001F」を掲出しています。
※今後の運行予定は不定期でお知らせします。
メール、電話の問合せにはお答え致しかねます。

JR東日本「屈指のロングラン特急」3月ダイヤ改正でどう変わった?

2024-03-17
特急「ひたち」(画像:写真AC)。 © 乗りものニュース 提供
所要時間は4時間半超え (msn.com)
JR東日本「屈指のロングラン特急」3月ダイヤ改正でどう変わった?所要時間は4時間半超え (msn.com)


 JR東日本は2024年3月16日のダイヤ改正で、品川~仙台間を運転する特急「ひたち」の運行時刻を変更しました。

【画像】長い!これがJR東日本「屈指のロングラン特急」の運行時刻です(改正前との比較も)

「特急1本で金沢に行けたのに」

2024-03-17
敦賀駅の2階コンコースに引かれた誘導のライン(福井県敦賀市で) © 読売新聞
北陸新幹線の敦賀延伸の一方…大阪からの乗客は

北陸新幹線の金沢―敦賀間の延伸開業で、これまで大阪や名古屋から福井や金沢に直通していた在来線特急「サンダーバード」「しらさぎ」が敦賀駅止まりとなり、乗客は、同駅で北陸新幹線への乗り継ぎが必要になった。

 敦賀駅の新駅舎(高さ37メートル)には1階に在来線特急、3階に新幹線のホームがそれぞれ設けられている。乗客は、2階にあるコンコース(長さ約200メートル)を経由して上下間を移動する。

北陸新幹線の敦賀延伸の一方…大阪からの乗客は「特急1本で金沢に行けたのに」と嘆き節 (msn.com)

 JR西日本は、特急と新幹線の乗り換え時間を最短8分と想定している。この日、「サンダーバード」などから下車した乗客は、足早に歩き、新幹線に乗り換えていた。コンコースに設けられた改札口は、列車が到着する度に混雑した。

 金沢へ向かうという大阪府枚方市の男性(57)は「これまでは、特急1本で行けたのにという気持ちもぬぐえない。新幹線に乗るのは楽しみですが、乗り換えに時間がかかると困ります」と話していた。

 車いす利用者の名古屋市の男性(61)は「乗り遅れないように新幹線の出発2時間前に敦賀駅に到着した。駅の係員は親切でスムーズだったが、駅舎が想像以上に広くて市街地を散策するのはあきらめました」と話していた。

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