美味求真
美味求真【食事】
"一流のしぐさ"
ワインは好きだけれど、レストランでの作法がイマイチわからないという人は多い。ワインスクールのトップ講師である紫貴あきさんは「敷居が高いと思われがちなワインの世界ですが、ポイントさえ押さえればそれほど難しくありません」という――。
※本稿は、紫貴あき『キャラクターでわかるワイン図鑑』(かんき出版)の一部を再編集したものです。
重い扉、ゴージャスなシャンデリア、ふわふわの絨毯(じゅうたん)……。こんなレストランで席についたら、きっとすぐに「お飲みものは何になさいますか」とソムリエが聞いてくることでしょう。
ここで「食事も注文していないのに……」と思ってはいけません。まずは1杯、飲みながら食事を選ぶのが格式高いレストランの流れ。ほんの少しアルコールを入れれば、緊張もほぐれて和やかなムードになります。音楽の前奏、小説の前書きの役割にあたるお酒、これが食前酒(アペリティフ)です。
「とりあえずビールで」と言いたいところをぐっと我慢して、今日はワインで始めてみませんか。おすすめはスパークリングワインです。炭酸ガスが空っぽの胃袋を刺激して、食欲が湧いてきます。グラスの底からゆらゆら立ち上がる泡がゴージャスで気分も高揚します。
ホステスは総理でした。
1964年の開業以来「食への探求」を続けてきたホテルニューオータニの“美食の発信地”ともいえるメインダイニングが、素材の旨みを引き出す「炭火」と香薫が余韻を添える「薪火」を掛け合わせたグリル料理とワインを愉しむダイニングにリニューアルしました。
時間とともに表情を変える40階からの景色と、原始的な調理法で素材の魅力をまっすぐに味わう料理、世界各地から取り寄せた銘醸ワインとともに、今ここでしか味わえない特別なひとときをお過ごしください。
モンゴルで天皇陛下がお菓子を口にした驚きの瞬間
今回のモンゴル訪問に先立つ記者会見でも、陛下は、馬の乳で作られたモンゴルの馬乳酒について、
「モンゴルについては、馬乳酒はちょっと頂いたこともありますし、あとはそのほかにも強いお酒などもありましたが」
と、触れている。だが、現地で馬乳酒を飲んだとも言い切っていない、微妙な言い回しだ。この会見で陛下は、07年の訪問時は、手術の直後だったためアルコールについて制限があった、と明かしているが、実はある事情があったようだ。
当時、横綱・朝青龍の両親のゲルを訪れた際の映像などを見ると、陛下は白い飲み物の入った容器を口につけている。
このとき、モンゴル大使としてゲルにも同行した市橋さんによれば、これは馬乳酒ではなく、ミルクを鍋に入れて沸かし少量の乾燥した茶葉を入れる、スーティ茶なのだという。





