時代と女性
時代・社会の中で女性はいかに生きたか・・・。
【皇室秘録】佳子さま 誕生から成年までのご成長を映像で振り返る
河合優実「表情と仕草だけで表現」演技力がスゴかった
蘭子は豪を追いかけ、呼び止めると「きっと、もんてきてよ。きっとやのうて、絶対や」と語りかける。豪は「無事もんてきたら、わしの嫁になってください」と、遂に告白したのである。
戸惑いの表情を浮かべて「え…」と言葉を発するのが精一杯の蘭子はこの時、ようやく豪の自分に対する気持ちをわかったようだ。
「河合の圧巻の演技はここから。言葉は少ないながら、表情と仕草の演技だけで嬉しさと戸惑い、そして寂しさを雄弁に表現したのです。視聴者からは『あんぱん』イチの名シーンだ、といった声が飛び出しました」(前出・ドラマウォッチャー)
追いかけてきたのぶに背中を押され、「うち、おまさんのこと、うんと好きちや。豪ちゃんのお嫁さんになるがやき、もんてきてよ」と、遂に本当の思いを伝えることができた蘭子。母・羽多子(江口のりこ)は着替えを渡しすと「今夜はもんてこんでえい。花嫁衣装も用意しちゃれんでごめんで」と、娘を優しく送り出したのだった。
豪を呼び止めた蘭子は「豪ちゃんは足が遅いき、弾に当たらんか心配や。きっともんてきてよ(戻ってきてよ)。『きっと』やのうて、絶対や」と声を震わせてお願いする。すると、豪は真っ直ぐ蘭子を見つめ「わしからもお願いがあります。無事もんてきたら…わしの嫁になってください」と告白。蘭子は「豪ちゃん…。どういて今そんなこと言うが?」と動揺するが、2人の後を追いかけていたのぶから「蘭子。ちゃんと返事せんと豪ちゃん行ってしまうがで」と背中を押されると「うち、おまさんのこと…うんと好きちや。豪ちゃんのお嫁さんになるがやき、もんてきてよ」と涙を流しながら返事をした。
豪は「蘭子さん。ありがとう」と笑顔を浮かべ「もんてきます。絶対に!」と約束。すると、そこに蘭子たちの母・羽多子(江口のりこ)が駆けつける。羽多子は蘭子に着替えを渡すと「豪ちゃん明日行ってしまうがで。今夜はもんてこんでえい」と伝え「豪ちゃん、蘭子をよろしゅうお願いします」と頭を下げた。のぶと羽多子に見送られ、蘭子と豪は手を繋いで歩き始める。そのまま2人で汽車に乗り、蘭子はそっと豪の肩にもたれかかった。
良原安美さんの「“自分らしい生き方 ”を追求するということ」
神奈川県横浜市出身。明治学院高等学校、立教大学経済学部経済学科卒業。
大学在学中の2015年11月1日、友人の勧めで応募した同年度の『ミス立教大学』に選出されたのを機にセント・フォースにスカウトされ、2016年1月には同事務所に所属した。3月からは日本テレビの『NEWS ZERO』のお天気キャスターに就任し1年間出演していた。さらに『ビッグコミックスピリッツ』2016年39号では、当時同番組の同僚キャスターだった井上清華(現:フジテレビアナウンサー)とともに表紙および巻頭グラビアを担当した。
2018年4月にTBSテレビ入社。同期入社のアナウンサーは宇賀神メグ、小林廣輝(2022年7月31日退社)、田村真子。
同年8月24日、同期と共にTBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』において、公式にメディア初出演した。