傳燈
【 Facebook傳統他】Facebookの管理人は、釋 大仁、当山住職です。
愛子さまのティアラ姿はオーラがすごい!
北野天満宮に今年の心游米をご奉納
新しい歌舞伎を創造するつもりはありません。創造には破壊を伴うからです。
きのうから、何も手がつきません。読売の朝刊に短くコメントを寄せましたが、それが精一杯。
歌舞伎を観始めて今年で半世紀、吉右衛門の舞台ともそれだけ長くつきあってきたわけで、思い出はつきません。30日に学会紀要の記事をFBに上げ、その時「万吉」こと萬屋吉右衛門について記したのも、虫が知らせたのでしょうか。
いまはただ、拙著「平成の藝談」(岩波新書)にも引用した故人のことば
「新しい歌舞伎を創造するつもりはありません。創造には破壊を伴うからです。かといってただ修復して昔からの伝統を保存していくだけでよいとも思いません。僕はね、まだ歌舞伎は、未完成の芸術だと思うんですよ。もっともっと完成度の高い素晴らしいものにできるはずです」(「二代目 聞き書き中村吉右衛門」)という言葉を味読するほかありません。
吉右衛門の領域、特に時代物は、錦之助、芝翫、松緑、幸四郎、勘九郎らの奮起を期待します。そのあとに、歌昇・巳之助たちが続くでしょう。
同志社大学 宮廷文化研究センター | Facebook
天皇ご一家、御所にご移動 一連のお引っ越しが終了
天皇、皇后両陛下と長女の敬宮(としのみや)愛子さまは20日、引っ越しに伴う荷物の搬送作業が終了したため、一時滞在していた皇居内の宮殿を出て、御所に入られた。一連の引っ越しは終了となり、ご一家は今後、御所にお住まいになる。
御所は昨年3月、上皇ご夫妻が仙洞(せんとう)仮御所(東京都港区)に移られた後、今年6月まで改修工事が行われた。ご一家は今月6日に旧赤坂御所をご出発。皇位とともに受け継がれる剣と璽(じ)が御所に納められた後、荷物の搬送作業中は宮殿に滞在されていた。
宮殿には宿泊設備がないため、寝具などは事前に運び込まれた。側近によると、両陛下と愛子さまは滞在中、御所を訪れて作業に当たる職員らをねぎらわれたという。
旧赤坂御所は今後、改修工事を経て上皇ご夫妻が移り住まれる。
傳燈に関する動画
即位礼正殿の儀 安倍総理大臣の寿詞(19/10/22)
稚児衣装着付け方
エリザベス2世の国葬、葬列から埋葬式まで
朝9時にエリザベス女王を起こしたバグパイプ奏者。
エリザベス女王の国葬でバグパイプを演奏したポール・バーンズさん(2022年9月19日)
エリザベス女王を目覚めさせるために、毎朝バグパイプを演奏していた奏者が最後に奏でたのは、女王の安らかな眠りを願う曲だった。
「君主のバグパイプ奏者(Piper to the Sovereign)」であるロイヤル・スコットランド連隊のポール・バーンズさんは、エリザベス女王を目覚めさせるために、毎朝9時に女王の部屋の窓の下で15分バグパイプを演奏してきた。
これは君主のバグパイプ奏者の務めであり、10人以上の奏者が長きにわたり「専属目覚まし時計」として君主を起こす役割を担ってきた。
エリザベス女王の人生最後の日の朝も、バグパイプを演奏したバーンズさん。9月19日の国葬でもバグパイプを奏でたが、その役割とはこれまでとは異なるものだった。
聖ジョージ礼拝堂の王室納棺堂に女王の棺が下ろされる間、バーンズさんは伝統曲「Sleep, Dearie, Sleep(おやすみ、大切なあなた、おやすみなさい)」を演奏し、エリザベス女王の安らかな眠りを願った。
家族を優先してと伝えた、女王の優しさ
君主のバグパイプ奏者が生まれたのは、1843年。当時の君主ヴィクトリア女王が、夫のアルバート公とスコットランド高地を旅した時に、バグパイプに魅了されたのがきっかけだった。それ以来、17人がこの君主専属のバグパイプ奏者を務めてきた。
第15代君主のバグパイプ奏者として2015~19年に女王のために働いたスコット・メスベンさんは、「女王が立って演奏を見ているのは喜びだった」とBBCに回顧している。「彼女はバグパイプ演奏を楽しんでいましたが、一人の人間として接してくれました」
メスベンさんは、女王の優しさを感じたエピソードも語っている。君主のバグパイプ奏者時代、メスベンさんは8カ月の間に両親と妻を立て続けに亡くしたことがあった。
その時の女王の言葉を次のように振り返った。
「一緒に立っていた時に、女王は私に『もしあなたが朝おらず、バグパイプが聞こえない時には、不在だと考えます。誰かに許可を取るために待つ必要はありません。家族があなたを必要としているのなら、家に帰りなさい。家族が最優先ですから』と言いました」
さらにエリザベス女王は、メスベンさんのは腕をつかんで、こう伝えたという。「誰かこのことを問題にするようであれば、私が帰っていいと言ったと言いなさい」
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。