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逸品の世界

ちょっと気になる逸品の世界

田園風景に聳え立つ鋸山「モンセラット」!スペイン・カタルーニャの聖地

2021-11-03

完全解説グエル邸 ~ガウディ 初期の最高傑作~

2021-11-03

安藤忠雄さんの「ガラスブロックの家」(1978年)

2021-11-01
Facebook 倉方 俊輔さん曰く
ご報告です。安藤忠雄さんの「ガラスブロックの家」(1978年)に暮らし始めました。
どんな家でしょうか?
まわりは打放しコンクリートの高い壁に囲まれ、外に窓がほとんどありません。南北に部屋が設けられ、それらはすべて中庭に面して、間にガラスブロックの壁が立っています。
中庭から1階から3階にかけてセットバックするガラスブロックの輝きを映した写真は、『新建築』1979年5月号の表紙になっています。同誌の表紙を飾った初めての安藤住宅。
ここには安藤忠雄らしい外部に対して閉じる姿勢が、明瞭な図式で表現されています。それを可能にする打放しコンクリートに加えて、ガラスブロックを初めて用いた実作です。「住吉の長屋」(1976年)が1979年度の日本建築学会賞を受賞した前後に発表されたことも、初期の代表作の一つに位置づけられた理由でしょう。
さて、このような竣工時の評価は買いかぶりなのか? あるいは、それ以上の意義が見いだせるものなのでしょうか?
住んで検証することになったのは、偶然が重なったからです。これだけ複合すると、もう必然としか言いようのない物語。そんな要因を列記すると、
以前から「リビングヘリテージデザイン」(旧住宅遺産トラスト関西)で多くの仲間と、価値ある住宅の継承に取り組んでいて、ではあなたは?と自問する声があったこと。
加えて、今年6月に発刊された『別冊太陽 日本の住宅100年—語り継ぎたい、わたしの「家」の話』で1920〜2000年代の建築家住宅のパースペクティブを得、また林昌二・林雅子さんの「私たちの家」を継承した安田幸一さんの「小石川の住宅」のありようにたいそう感銘を受けたこと。
それに、宮本佳明さんが大学を移り、代わりに今年10月から教授になったために、定年近くまで大阪を拠点にする可能性が高くなったこと。
今年9月に上梓した『京都 近現代建築ものがたり』(平凡社新書)の「TIME'S」の濃厚な記述にある程度反映されていますが、ここ数年、私の中で、一周まわって安藤忠雄さんへの関心が高まっていること。
それを感知されたかのように、ご本人からしばしば連絡をいただくようになり、先月発行した『イケフェス大阪ガイドブック2021』の巻頭インタビューも実現したこと。
順番の妙もあって、これも4年前に偶然巡り合った昭和町の長屋に暮らして、大阪の南東部の雰囲気に馴染んできたこと。
それと共に、外の空気や温度を感じる過ごし方が心地よく感じるようになったので、この中庭に開いた暮らしがしっくり来たこと。やはり、安藤建築は長屋(であり反-長屋)なのですね。
状態としては、築43年にも関わらず、当初のインテリアが驚くほどに維持されていて、石原さん親子がこれほどまでに大事に思い、手をかけてきたのかと・・中庭に半透明の屋根を架けたのが唯一の変更ですが、これも安藤事務所の設計。これが加わって真に完成に至ったのでは?
私のところまで話が来たのが、大阪での信頼できる方々のご縁の数珠つなぎで、これはもう借りなさいということかと。
石原さんとは色々と話をして、見学会を実施し、その参加費の全額を、維持費として積み立てることを決めました。
知っていただきたいということと、家族で暮らすということ。建築を享受する楽しみと、維持することとを両立させる、一つのケースになればということもあります。
1月から月1回、通常のカルチャースクールの受講料程度で、と考えています。また決まりましたら、お伝えします。
あと、子どもが大きくなってきたので、もう少し広くしてあげたいというのもありました。とはいえ、広すぎる・・でも、そうだ、使い切らなくて良いのだ、と割り切ったら心が楽になりました。
居場所が多くて、子どもが一番に喜んでいます。これが住むべき理由の筆頭だったのかもしれません。

第18回 ショパン国際ピアノコンクールで『SK-EX』を使用した

2021-10-29
河合楽器製作所 コーポレートサイト (kawai.co.jp)

■Shigeru Kawaiフルコンサートピアノ『SK-EX』について

 「世界一のピアノづくり」を目指す当社が、2001年に発表したフルコンサートピアノのフラッグシップモデル。コンサートピアノとして要求される最高の表現力を実現するために、響板には十分に厳選した材料だけを使用し、原器工程と呼ぶ伝統的な手作り工程で生産。また新素材を随所に取り入れた革新的なアクションが、高い連打性と安定したタッチ感を提供。繊細で伸びやかなピアニシモに加えて、力強く輪郭のはっきりした響きが特長。

■ニュースリリース公式画像

 https://www.kawai.co.jp/newsimg/date/2021/

この記事に関するお問い合わせ先 —————————————————————
〒430-8665 静岡県浜松市中区寺島町200
株式会社河合楽器製作所 社長室 広報課 E-Mail: koho@kawai.co.jp
TEL:053-457-1226 / FAX:053-457-1225

DC8のキャビンとアテンダント

2021-10-28
客室は「和」をテーマに日本の伝統美を演出したラウンジや西陣織のシートが設けられ、日本文化を印象付けたサービスも特徴でした。
JALの創立初期から機内でうちわや絵葉書をお渡しするなど日本らしいサービスが取り入れられており、おもてなしの心は今も変わらず受け継がれています。

世界一周線の開設を機に客室乗務員の制服も一新。
4代目にあたるこの制服は、明るいスカイブルーが印象的で、右胸には真珠で縁取られた鶴丸のブローチを付けていました。 
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