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逸品の世界

ちょっと気になる逸品の世界

シボレーコルベットC2エイ

2021-10-18
Facebook 永井 資久さん曰く

Facebook 京都おさんぽびより @kyoto.tabinoekakisan · 観光案内所

2021-10-09

モンドリアン展へ

2021-10-07
Facebook 江場 琳觀さん曰く
雨のモンドリアン
9月も終わろうとするころ、制作に一区切りがつき終了間際のモンドリアン展へ。
恥ずかしながら、それほど詳しく知らないものの、パリのポンピドゥセンターに訪れた際はめずらしく自分用に「コンポジション」シリーズのクッションカバーを購入したほどに、なぜか惹かれていたのだ。
モンドリアンは20世紀を代表する抽象絵画の先駆者として知られ、会場には、初期の風景画から神智学やキュビズムを取り入れ、果敢に作風を変化させてゆく過程が示されており、画家の軌跡を知ることができる。
意外だったのは、風景画を描いている頃から彼の作品を蒐集し始めたコレクターが存在したようで、つまり早くから評価を受けていながら自身の研究を深めるために作風を変化させ、その過程でコレクターが離れてしまい、困窮したモンドリアンを仲間が援助したこともあったというのだ。
自身の信じる表現の為に一定の評価を得た作風から躊躇なくはなれ、甘んじて困窮さえも受け入れたとするならば、そこにはある種の崇高さを感じてしまう。
新しい表現は、往々にして批判を受けることもあり、それは怖いことでもある。
自分に求められている事がわかっていればなおさら。
たった一度展覧会に訪れたくらいで理解できるのは、きっと微々たるものに違いないが、飽くことなく幾度も線を引きなおし、面を移動させる姿が目に浮かぶ。
変わり続けることを恐れない。
変わる評価など恐れない。
そんな先駆者の覚悟にも惹かれていたのかも知れない。

https://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/mondrian

「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」展

2021-10-07
Facebook 徳川美術館さん曰く
https://youtu.be/RbyIh7FjL7I

石川県立歴史博物館で行われる「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」展の開会まであとわずかとなりました。
展覧会の見どころがぎゅっと詰まった特別番組「尾張徳川家の至宝を訪ねて」が石川テレビの公式Youtubeチャンネルで公開されていますので、ご紹介します。

紅花(べにばな)と臭木(くさぎ)。

2021-10-02
Facebook 新作能「沖宮」公演実行委員会さん曰く
紅花(べにばな)と臭木(くさぎ)。
新作能「沖宮」では、それぞれ、あやの長絹と四郎の水衣に使用されています。
初夏に咲く紅花は、黄色から赤色に変化します。ほとんどの植物が茎や根から染められる中、紅花はその花びらが薄紅色から鮮やかな紅色まで染まる染料として、古くから大切にされてきました。染料のほかにも、生薬、化粧品、食品の着色料、油として幅広く利用されています。
紅花の緋色は、「天上の赤」とも呼ばれる高貴な色。12、3歳までの乙女にふさわしい、若々しいエネルギーに満ちています。
臭木は、林縁、河岸、石垣の隙間に生えることが多く、日陰にも耐える落葉小高木です。秋になると、星のかたちをした赤紫色のガクの中に青い実がなります。その実を集めて炊き出すと、無媒染でも鮮やかな空色「水縹(みはなだ)色」に染まります。
昔、北宋の8代皇帝・徽宗(1082~1135年)は、理想の青色のことを、雨上がりの雲の間からのぞく空の青のような色という意味で「天青」と言ったそう。臭木からいただく青色は、まさしく天上の色と言えるでしょう。若くして島原の乱で亡くなった天草四郎の霊を表現するのにふさわしい色です。
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