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料理人

美味求真【食事】

特集 料理人 高橋 忠之

2021-03-30

— 樋口総料理長 思い出の一皿 —


「伊勢海老テール シェフ」

当時はLangouste à la Façon du Chef —料理長自己流—と名付けられていた、高橋シェフを象徴する料理のひとつです。華やかな盛り付け、〝料理長自己流〟というメニュー名、どちらも初めて見た時からとても印象に残るものでした。ディナーの伊勢海老料理として、多いときは一晩で100食以上も提供していました。生の伊勢海老を割り、バターでソテー、コニャックでフランベ、白ワイン、アメリカンソースを加えることで、殻の香ばしい風味を移します。パイには白ワイン、生クリーム、バター、卵黄の風味豊かなオランデーズソースで仕上げたマッシュルームのクリーム煮。その上にソテーした伊勢海老の身の部分を乗せ、アメリカンソース、チーズ、トリュフをかけ、オーブンで焼き上げます。注文が入るたびに鍋の中でソースを仕上げていくので、手際の良さと技術が必要な料理でした。食感よく仕上げるために生の伊勢海老を使うのもその頃から変わらないホテルのこだわりです。

第6代総料理長 宮崎 英男

2021-03-30
料理八心(志・真・健・美・清・恒・識・技)を大切にし、すべてのバランスがととのってこそお客様に喜んでいただける料理が提供できるという信念でホテルの料理を守り、次世代へ繋いできました。
2014年 料理顧問(名誉料理長)就任
第7代総料理長 樋口 宏江

志摩観光ホテル伝統の「海の幸フランス料理」を守りつつ、季節と自然に向き合い、素材の魅力をお皿に表現。三重県の豊かな素材と生産者への感謝の気持ちを料理へ込めた、「伊勢志摩ガストロノミー」に取り組んでいます。
2014年 都ホテルズ&リゾーツ初の女性総料理長に就任
2017年 農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」ブロンズ賞

第5代総料理長 高橋 忠之

2021-03-30
16歳で料理の世界に入り、調理技術に加えフランス語や英語も独学で習得。料理長就任後は良質な食材に技術を加えさらに素材の新鮮さを感じる料理を生み出す理念のもとに「ガストロノミー」を体現、「海の幸フランス料理」を生み出しました。
2019年 逝去(享年77歳)

「火を通して新鮮、形を変えて自然。
火を使って、あるいは形を変えてより新鮮に、より自然に作り変えることは素材に対する祈りである。」
―著書「美食の歓び」より

ホテルオークラに於いて2年越しの創立50周年の総会

2022-06-13
エシャルプ授与式、晩餐会を開催しました。

Facebook 日本エスコフィエ協会さん曰く


ホテルオークラに於いて2年越しの創立50周年の総会、エシャルプ授与式、晩餐会を開催しました。
52年前に辻静雄先生と小野ムッシュを中心に25名の料理長で立ち上げた日本エスコフィエ協会。

日本のフランス料理の歴史  1960年代 二人のスターシェフ誕生

2021-03-30
高度成長時代に入り、カラーテレビの本放送が始まった1960年代。東京オリンピックの開催が決定すると、東京ではホテルの建設ラッシュが始まった。そのなかで、2人のスターシェフが生まれる。
村上信夫 Nobuo Murakami
「料理は愛情、工夫、そして真心。そのどれが欠けても、おいしい料理はできない」というのが持論だった村上信夫。サインなどには「料理は愛情」と記すことが多かった。
写真提供:帝国ホテル

小野正吉 Masakichi Ono
「色合いはいいよ。でもな、これじゃ客は食べられねえよ。金もらってんだから、もっと食べやすくしろ」そこには高額を払って食べに来るゲストに、一つでも何か感じさせるものを与えたいという小野の信念があった。
写真提供:ホテルオークラ東京 
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