モンスター井上
【 ボクシング編 】
衝撃の264秒勝利で「井上尚弥」世界トレンド1位
プロボクシングの世界バンタム級3団体王座統一戦は7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBAスーパー&IBF同級王者の井上尚弥(29=大橋)がWBC同級王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)に2回1分24秒TKO勝ちし、日本人初の3団体統一王者となった。
衝撃の264秒にツイッターでは「井上尚弥」が世界トレンド1位まで浮上。ネットからは「井上尚弥つよすぎて震える」「井上尚弥バケモン強くて草」「井上尚弥強すぎwwリアル60億分の1じゃん」「井上尚弥強すぎワロタwwww。2時間半待って4分24秒で終わったの草」「やば!!!!井上尚弥やっぱモンスターや!強すぎや!圧倒的やんか!やば!興奮して寝れねーな」など絶賛の嵐。
さらに直前にはプロ野球でDeNAの今永投手がノーヒットノーランを達成したこともあり「ファイターズは今永にノーノー食らったけど、井上はドネア相手に完全試合。ちょっと桁が違う強さだった」「井上尚弥は完全試合みたいなもんやん」「井上完全試合お疲れ。これは金払って見る価値あるわ」「これこそ完全試合でしょ」と大盛り上がり。
なかには「ディープインパクト以来の衝撃」「井上尚弥選手これはディープインパクトの若駒Sより衝撃的かも」「井上尚弥選手はもう国宝です」「井上尚弥すごい!こんな凄いものが地上波で流れないなんて…」「井上尚弥=ディープインパクト。これは間違いない」など歴史的名馬の名前も飛び出すなど、あまりの衝撃KOに様々な声が上がった。
プロボクシングの世界バンタム級3団体王座統一戦は7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBAスーパー&IBF同級王者の井上尚弥(29=大橋)がWBC同級王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)に2回1分24秒TKO勝ちし、日本人初の3団体統一王者となった。19年11月以来2年7カ月ぶりの再戦で返り討ちにし、WBA王座7度目、IBF王座5度目の防衛にも成功。WBO同級王者ポール・バトラー(30=英国)との4団体王座統一戦へ前進した。
試合後にライブ配信された「Amazon プライム・ビデオ」のブースで井上は「凄いプレッシャーもあったし夢みたいです」と開口一番。ドネアは前に出てくるのは予想していたが開始早々の左フックは意表を突かれた。「ガードの隙間を割ってきたのでこれは立て直さないとまずいと思って出たんですけどそれが上手く当てはまったなと思いました」と話した。
1回開始1分ぐらいの相手の動きを見てドネアの調子はいいと感じたという。「ドネアは当日の計量であまり体重を戻してなかったのでスピード勝負にきているのかなと思いましたけどかなり良い仕上がりだなと感じました」と話した。1回終了間際に右ストレートでダウンを奪い、ラウンド間にセコンドへ「2Rはいかないよ」と伝えていた事を明かした。「自分の性格上、出てしまうと思ったので自分を冷静にさせるためにもセコンドには“いかないよ”と言ってましたね」と語り、2回の最初は様子を見て戦おうと思ったがドネアの足がフラついた時点で前に出ると決断したようだ。
キーになったパンチについて番組MCのくりぃむしちゅーの上田晋也から質問されると「1Rにあのタイミングでダウンを奪えるパンチを出せたのが一番のポイントかなと思います」と振り返った。
Donaire vs Inoue Fight 2022
ドキュメント 井上尚弥
井上尚弥「誰もたどりつけなかった場所」日本人初PFP1位!米誌ザ・リングが世界最強1位発表
<ザ・リング選定のPFPランキング>
<1>井上尚弥(日本)
<2>オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
<3>テレンス・クロフォード(米国)
<4>エロール・スペンスJr.(米国)
<5>ファン・フランシスコ。エストラーダ(メキシコ)
<6>サウル・アルバレス(メキシコ)
<7>ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
<8>ドミトリー・ビボル(ロシア)
<9>ジョシュ・テイラー(英国)
<10>ジャーメル・チャーロ(米国)
◆ザ・リング 米国で1922年の創刊当初からボクシングを基本線に扱う月刊専門誌。毎月、独自の基準でランキングを選定し、最も歴史と権威ある雑誌とされ「ボクシングのバイブル(聖書)」と呼ばれる。同誌編集委員会に各国記者らを加えた構成で毎月独自に各階級とパウンド・フォー・パウンドのランキングを世界10位まで発表。設立当初から独自認定した王者にベルトも授与し、02年より本格的に各階級ごとにもベルト授与している。また年間最優秀選手などの表彰も行っている。