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モンスター井上

【 ボクシング編 】

井上尚弥の前座であったもう一つの衝撃KOに英紙戦慄

2023-07-28
「肝臓が壊れた音だ」「井上匹敵の無慈悲さ」
THE ANSWER によるストーリーさん曰く、東洋太平洋スーパーバンタム級王者・武居由樹に驚きの声

井上尚弥の前座であったもう一つの衝撃KOに英紙戦慄「肝臓が壊れた音だ」「井上匹敵の無慈悲さ」 (msn.com)

25日に行われたボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦で、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成。世界を驚かせたが、前座で行われた東洋太平洋スーパーバンタム級王者・武居由樹(大橋)の戦慄KOも海外メディアが取り上げている。

井上戦のアンダーカードで驚きの光景が広がった。フィリピンバンタム級王者ロニー・バルドナド(フィリピン)と対戦した武居は3回に強烈な左ボディを打ち込んだ。バルドナドはそのまま前に出ようとしたが、突然、腹を押さえて耐え切れずにダウン。悶絶し、起き上がることなく武居のKO勝ちが決まった。時間差で訪れた突然の展開に会場も驚きに包まれた。

元K-1スーパーバンタム級王者で21年3月のボクシングデビューから、これで7戦7勝7KO。これをアイルランド紙「ジ・アイリッシュ・サン」が「残酷なボディショット後の遅れた反応に『肝臓が壊れた音だ』とボクシングファンが恐怖でたじろぐ」とファンが驚いたコメントを入れて報じ、「ヨシキ・タケイが強烈なボディショットでロニー・バルドナドを破壊的にKOし、ボクシングファンは衝撃を受けた」と伝えた。

「イノウエはメインイベントで卓越した8回TKO勝利を収めたが、それに匹敵するほど無慈悲なKOがその前に起きていた」と言及。「ダメージを与えたのはフィリピン人ボクサーの腹部への凶悪なパンチだった」「ボディショットがたびたびそうであるように、タケイの左ボディは当初、バルドナドには効いていないかのようだった」と時間差ダウンに驚きをつづった。

モンスターのみならず、大橋ジムの後輩・武居も名前を海外に売った。

THE ANSWER編集部

40歳ドネア、完敗で世界王座返り咲き失敗

2023-07-30
アレハンドロ・サンティアゴに判定負けを喫したノニト・ドネア(左)【写真:Getty Images】 © THE ANSWER
THE ANSWER によるストーリーさん曰く、井上尚弥戦以来の再起戦、去就は「ロッカーで皆と話して決めたい」

WBC世界バンタム級王座決定戦

ボクシングのWBC世界バンタム級(53.5キロ以下)王座決定戦12回戦が29日(日本時間30日)、米ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われ、元世界5階級制覇王者の同級1位ノニト・ドネア(フィリピン)が同級3位アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に0-3の判定負け(113-115×2、112-116)を喫した。40歳のドネアは昨年6月に井上尚弥(大橋)との3団体統一戦に敗れて以来の再起戦。

1年1か月半ぶりの王座返り咲きはならなかった。

怪物と最も拳を交えた男”黒田雅之が語る井上のパンチの凄まじさとは

2023-07-30
井上尚弥の強烈な右ストレートを浴びてよろめくスティーブン・フルトン。 © Number Web 提供
森合正範 によるストーリー曰く、「野球の硬球や鉄で殴られているような…」
「怪物と最も拳を交えた男」の目に、スーパーバンタム級での“衝撃の戴冠”はどう映ったのか。7月25日、井上尚弥がスティーブン・フルトンを圧倒し、8回TKO勝利を収めた。その井上のプロテストの相手役など長らくスパーリングで拳を交えてきたのが、元日本2階級制覇王者の黒田雅之だ。引退から1年。この試合の分岐点とともに、現役時代に体感した「井上尚弥の衝撃」を訊いた。(全2回の2回目/前編へ)

井上尚弥 vs スティーブン・フルトン

2023-07-25
8回TKO勝ちし、チャンピオンベルトを2つ肩に巻いて声援に応える井上尚弥(カメラ・小林 泰斗) © スポーツ報知/報知新聞社
井上尚弥 体格不安を吹き飛ばす勝利…一回りサイズ大きいフルトンを撃破 (msn.com)

◆プロボクシング ▽WBC、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)タイトルマッチ12回戦 統一王者スティーブン・フルトン―同級1位・井上尚弥(25日、東京・有明アリーナ)

 前世界バンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が、WBC、WBO世界スーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトン(米国)を8回1分14秒、TKOで破り、2冠奪取に成功した。4階級制覇は2018年9月の井岡一翔(志成)以来で、無敗では日本史上初。井上は2012年10月のプロデビュー以来、自身の持つ日本人ボクサーの連勝記録を「25」に伸ばした。フルトンは22戦目で初黒星。

8回、フルトンからダウンを奪う井上尚弥(カメラ・小林 泰斗) © スポーツ報知/報知新聞社
2023-07-25
計量後にはげしくにらみ合うフルトン(左)と井上尚弥 © (C)デイリースポーツ
デイリースポーツ によるストーリーさん曰く井上尚弥【動画・計量後の肉声】「腹立ったんで」「上から来てんな」

 「ボクシング・WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(25日、有明アリーナ)

計量後に両者激しくにらみ合った。その時間はおよそ30秒にもわたり、関係者が制止するほど。報道陣の取材にも応じた井上尚は「いやあ、燃えてきましたね。もちろん腹立ったんで。視線の送り方ってあるじゃないですか。ちょっと上から来てんなみたいな感じだったので」と冷静な口調ながらも、壇上で感情的になったと振り返った。

 また22日の会見で相手トレーナーから、バンテージの巻き方についてクレームをつけられたことについての質問には「多分、ローカルルールをわかってないんでしょうね」との見方を示し、自身も米国内で肌に直接テープを巻いてはいけない場所では、それに従って試合を行ったと振り返った。

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