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モンスター井上

【 ボクシング編 】

「なに、このパンチ…ヤバいな」

2024-03-07
2010年7月、すでに“怪物級”と評価されていた高校2年時の井上尚弥。同年11月、全日本選手権の決勝で林田太郎との初対戦を迎えた © Number Web 提供

のちの世界4階級制覇王者・井岡一翔への憧れと下剋上、そして井上尚弥との初遭遇――アマチュアボクシングに青春を捧げた駒澤大学の林田太郎は、2010年の全日本選手権決勝で高校2年生の井上と初めて拳を交えた。当時すでに圧倒的なポテンシャルを示していた“17歳のモンスター”の実力は、一体どれほどのものだったのか。「井上尚弥に勝った日本人ボクサー」が、若き怪物との激闘を振り返る。(全3回の2回目/#1、#3へ)
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