政局について
日本の政局について
河野・石破タッグに安倍・麻生連合が戦々恐々…
岸田文雄氏“総裁選シナリオ”崩壊の大誤算…森友・桜問題に触れ安倍前首相の怒り買う
「岸田さんは当初、失策連発の菅首相との一騎打ちなら勝てると踏んでいた。コロナ対策で『説明不足』と批判される菅首相を念頭に『国民に丁寧に説明する』と強調し、徹底的に“口撃”した。ところが、攻めすぎた結果、追い込まれた菅首相が不出馬を決断。結果的に河野行革相ら“強敵”が出てくることになった。陣営は『大誤算だ』と頭を抱えています」(自民党関係者
臨時国会、召集「10月4日」軸 菅首相在任中の異例決定案
概算要求“過去最大”111兆6559億円
財務省は7日、来年度一般会計の各省からの概算要求の総額が111兆6559億円だったと発表しました。4年連続で過去最大を更新しています。
来年度の概算要求の総額は、今年度予算よりも5兆0462億円増えました。総額を押し上げたのは、高齢化にともなって増え続ける医療や年金などの社会保障費です。
国の借金を返済するのに使う国債費も、国債発行額の増加にともなって増えています。また、新型コロナウイルス対策にかかる各省の費用は具体的な金額を示さない「事項要求」が多いため、年末に向けてさらに要求額が膨らむ可能性があります。
財務省には今後、必要な分野にめりはりをつけて配分する効率的な予算編成が求められます。
麻生財務相「コロナはまがりなりにも収束」 菅首相の退陣巡り発言
麻生太郎副総理兼財務相は7日の閣議後の記者会見で、自民党総裁選に菅義偉首相が不出馬を表明したことに関し、「(新型)コロナ(ウイルス感染拡大)はまがりなりにも収束し、まっとうしたという思いがあったのだと思う。尊重すべき判断だ」と述べた。東京都などの感染者数は減少傾向を見せているが、全国各地で病床逼迫(ひっぱく)が続いており、閣僚が「収束」と発言したことは議論を呼びそうだ。
麻生氏は、6日の東京都の新規感染者数が約1カ月半ぶりに1000人を下回ったことに触れ、「コロナはまがりなりにも収束して国際社会の中の評価は極めて高い。そういった意味では『まっとうした』という思いが(菅首相に)あったことは確かだ。私はそこの部分が(不出馬表明の理由として)一番大きかったんじゃないのかなと思っている」と述べた。そのうえで「それなりに尊重すべき判断だった」と語った。
菅政権の功績については、「脱ハンコ」の推進を「革命的な話に近いくらい、でかかった」と評価。肝煎り政策のグリーン化やデジタル化の推進についても「経済に非常に大きな影響を与えた」と述べた。東京オリンピック・パラリンピック開催については「マスコミが著しく阻害した中で、きちんとまとめられ、経済や消費に効果があった」とマスコミ批判を交えながら述べた。【町野幸】