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2021-11-15
Facebook おっちゃん、おばちゃんのゆるゆる倶楽部さん曰く

タテ社会の限界、冷静に分析 中根千枝さん死去

2021-11-06
© 産経新聞 中根千枝さん (栗橋隆悦撮影)

昭和28年からインドに3年、34年から英国やイタリアで研究を重ねた社会人類学者は、日本の集団構造はどの地方、どの組織でも同じだということに気付いたという。

「インドはカースト制で英国は階級制。同じ階層でつながる属性が重要なのに対し、日本ではどんな職業かの〝資格〟より、○○会社の構成員という〝場〟が重視される。関東と関西の違いなど、民族学の研究者は差異を強調するけど、意思決定プロセスは同じだということに着目した」

女性では初の東京大学助教授・教授、そして国立大学初の所長(東大東洋文化研究所)など女性研究者の草分け的な存在として歩んだ。国や行政が「女性活躍」をお膳立てする何十年も前に、自力で道を開いてきたのだ。

「女性が上の地位に就こうと思えば、タテのシステムに入らないと難しい。官僚でも上(の地位)にいっている人は、少なくともその組織内での順番は守っており、抜擢(ばつてき)といってもせいぜい(年次が)3年くらいの違い。国会議員なら当選回数が重要で、集団に参加した時期(新旧)が問題」と冷静に分析していた。良い・悪いではなく、それが日本型タテ社会なのだ-という学者としての見解。

ただ、こうも話していた。「上昇期や安定期にタテの組織はよく機能するが、何か危機が起きたときに優秀なトップがいるとはかぎらない。それは悲劇。明治維新や終戦直後のような混乱期には、若くて立派なリーダーが出てきた。タテの関係を認めつつ、能力があると周囲も認める人がリーダーになれば、もう少し柔軟なシステムになるのでしょう」。新型コロナウイルス禍で危機の時代を迎えた日本のリーダーたちへの警鐘とも取れる言葉だ。(伊藤洋一)
中根千枝さん死去 94歳 社会人類学者「タテ社会の人間関係」

毎日新聞 2021/11/5 19:01(最終更新 11/5 20:23)

 

文化人類学者の青木保・元文化庁長官の話

 私の東京大助手時代の上司で、私がタイで調査しているときなど、しばしば励ましの手紙を送ってもらった。女性の社会進出のパイオニア的存在であるだけでなく、インドでの研究が英国で評価されるなど、欧米で認められた最初期の日本の人類学者だった。「タテ社会の人間関係」は、高度経済成長を背景に企業幹部など一般に広く受け入れられた。英国でも文庫化されるなど国際的評価も高く、日本文化論流行の先陣を切ったともいえる。

有働由美子「どこにも出てない」新庄新監督の裏話

2021-11-06
スポーツ報知2021年11月06日12時33分
スポーツニッポン新聞社 2021/11/05 16:40

 フリーアナウンサーの #有働由美子 (52)が5日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)に生出演。プロ野球日本ハムの新監督に就任した #新庄剛志 氏(49)の“裏話”を披露する場面があった。

 有働アナは「どこにも出てない“新庄剛志話”を仕入れてきました」と、甲子園で300試合以上、高校野球を実況した元NHKアナウンサー・小野塚康之氏(64)から聞いたという話を明かす。「新庄さんのお父様も大の野球好きということで、小野塚さんと対面したときに『息子がお世話になってます』と仰ったそうで。本当に礼儀正しい方らしいんですよ、その辺を新庄さんは受け継がれたのかな」と、思ったそう。

 また、小野塚氏が飛行機に乗った際に、偶然新庄氏と隣の席になった。「面識がないので、新庄さんは一般のおじさんが横にいると思ってたと思うんですよ。そしたら、パッと立ち上がって、小野塚さんが手に持っていた荷物を収納スペースに入れてくれたんですって」と、新庄氏の親切心が伝わるエピソードを披露した。

© スポーツニッポン新聞社 有働由美子アナウンサー

世界遺産サグラダ・ファミリア|主任彫刻家 外尾悦郎氏が造るガウディの想い

2021-11-03

遠藤周作没後25年 遺作『深い河』をたどる 前編 - NHKプラス

2021-10-31

遠藤周作が臨終に際し「自らの棺に入れてほしい」と願った遺作『深い河』。それは、彼が作家として終生追い求めた「日本人にとってのキリスト教」「宗教の本質とは何か」という最大のテーマへの最終回答となった。遠藤文学との出会いによって人生が変わったと語る山根道公さんと若松英輔さんの対話による読み解き、俳優・加瀬亮さんの朗読によって、遠藤周作が『深い河』に込めた現代の人々に向けたメッセージを探ってゆく。

小説家とは絶えず自分を揺さぶりつつ書いていくもの
「沈黙」「海と毒薬」などの作品で人と宗教とのかかわりを描き、人間の生き様について問いかけを続けた。還暦をすぎ、兄の死を迎えて人生の残り時間を意識するようになった遠藤周作が、晩年の大作「深い河」をどんな思いで書いたのか語る。
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