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2021-11-22

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2021-11-19

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明るく楽しく描かれたグラント将軍接待と、実はその裏で展開していた｢日本と沖縄｣の重大問題【青天を衝け満喫リポート】 | サライ.jp｜小学館の雑誌『サライ』公式サイト (serai.jp)

【青天を衝け 満喫レポート】
外国人で初対面の大事なお客様を急遽、わが家で接待することになったら、皆さんはどうしますか？　大河ドラマ第35話「栄一、もてなす」では、渋沢栄一（演・吉沢亮）が、明治12年に来日した前アメリカ大統領にして南北戦争の英雄グラント将軍を接待することになった様子が描かれました。なかでも、栄一の妻・千代の奮闘は、最後、栄一に「惚れ直した」と言わしめるほどの賢夫人ぶりが印象的です。

サライ.jp【青天を衝け 満喫レポート】では、月刊『サライ』編集者とライターが、大河ドラマの劇中エピソードを中心に、ドラマと歴史の舞台裏について、独自の視点で読み解いています。今回のグラント将軍の来日場面は、栄一の長女で、穂積陳重男爵に嫁いだうた（歌子／演・小野莉奈）による後年の回想をベースにしていると見立てて、歌子の証言も合わせて紹介。大河ドラマの世界を現実的な別視点で理解するヒントにもなります。

例えば、栄一初め、接待委員の夫人・令嬢に歓迎大夜会への出席要請があった時のことを歌子は「どなたも未知の戦場へ初陣といふ様な緊張があつた様です」と述懐しています。西洋式マナーの習得に悪戦苦闘したり、郷土料理でのおもてなし、など、明治の先人たちが前向きに、明るく生きていた姿が描かれたことに触れています。

さらに、世の中がグラント将軍来日でわき立つ中、三菱の岩崎弥太郎は海運業を独占、それに憤慨する三井と渋沢栄一の姿、国会開設を訴える自由民権運動の始まり、コレラの流行など、当事の社会情勢とその課題にも迫っていました。

劇中でグラント将軍は、欧米の対日姿勢について栄一たちに忠告を促しています。実は同時に、ドラマには描かれなかった史実として、グラント将軍と日本政府の間では繊細な問題があったことについても記事では触れています。詳しい内容は、【青天を衝け 満喫レポート】「明るく楽しく描かれたグラント将軍接待と、実はその裏で展開していた『日本と沖縄』の重大問題」でぜひご高覧ください。