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慶讃法要850&800

宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃のページ

西本願寺と東本願寺の門主と門首が対談…80年ぶり

2023-03-07

ともに日本を代表する伝統仏教教団である浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市)の大谷光淳門主(45)と真宗大谷派(本山・東本願寺、同)の大谷暢裕門首(71)が6日、対談した。両派などによると、宗派の象徴的存在の門主・門首による対談は80年ぶりとなる。2人は世界平和や環境問題に宗教が果たす役割などについて意見を交わした。

 対談は両寺で今月下旬から始まる「宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」を前に、読売新聞が呼びかけ、それぞれが両寺を訪問する形で行われた。

 両派は、いずれも門信徒が700万人を超える。2人は伝統仏教各派などでつくる「全日本仏教会」(東京)の前会長、現会長でもあり、現代における仏教の教えや宗教のあり方についても話し合った。

 両寺はいずれも京都市下京区にあり、約500メートルの距離にある。しかし、門主と門首の対談は、分立した1602年以来、江戸時代にはなかったとされる。記録が確認できるのは、明治元年の1868年と戦時中の1943年の2回だけという。

 この日の対談はフリーアナウンサーの中井美穂さんが進行役を務めた。誕生850年を迎える宗祖親鸞の教えについて、光淳門主は「当時、社会で差別されていた方々の立場に立っておられた。み教えから、人々の苦しみや悲しみに共感し、積極的に社会と関わる態度も形成されていく」と説いた。暢裕門首も「今だからこそ大切な教えであり、現代社会に最も必要な教えであると確信する。それをいかにして伝えていくかが大事」と応じた。

 世界で紛争が絶えない現状について、光淳門主は「各人が自己の心の中にある むさぼ りや怒り、愚かさを知り、それを克服しようと努めることが一人一人の幸せ、社会全体の安穏につながる」と話した。暢裕門首は「仏教の教えは、互いの違いを認め合える世界の発見を促している。互いに共に生きあえる世界があることを宗教者は強く促すことが大切」と述べた。

【3月に入りました】

2023-03-01
facebook 真宗大谷派(東本願寺)さん曰く
慶讃法要まであと24日。
【3月に入りました】
本日から3月。
いよいよ、慶讃法要が始まる月に入りました!
今日は暖かく、春を迎える雰囲気を気温からも感じます♪
慶讃法要まであと24日。
境内の整備もどんどん進み、法要はもちろん、展示や催事の準備も進められています。
さて、東本願寺では、春夏、秋冬で開門時間が変わります。
本日3/1からは、開門時間が長くなり、5:50~17:30の時間でご参拝いただけます。
皆さまのご参拝お待ちしています。
★開門・閉門時間のご案内

2月22日で、慶讃法要まで「あと31日」となりました!

2023-02-22
【写真日記慶讃法要のリハーサルを行いました】
【写真日記慶讃法要のリハーサルを行いました】
いよいよあと1カ月ほどとなった「慶讃法要」に向けて、2月22日、本番を想定した最終リハーサルが行われました。
このたびの慶讃法要では、阿弥陀堂・御影堂の両堂同時に勤行があります。
この形式での法要は史上初めてのことであり、これまで、数回にわたり、部分的・パートごとのリハーサル・確認が進められてきました。
これまで実施してきたリハーサルのたび、音響や進行などの微調整を重ね、本日最終確認のため、本番を想定してのリハーサルでした。
本日のリハーサルには、大谷暢裕門首、大谷裕新門をはじめ、全国の僧侶や楽僧、職員など総勢200人ほどが出席し、細かな点を含め確認がなされました。
2月22日で、慶讃法要まで「あと31日」となりました!
皆さまのご参拝、心よりお待ちしています。
このたびの慶讃法要では、阿弥陀堂・御影堂の両堂同時に勤行があります。
本日のリハーサルには、大谷暢裕門首、大谷裕新門をはじめ、全国の僧侶や楽僧、職員など総勢200人ほどが出席し、細かな点を含め確認がなされました。

記念衣体です。

2023-02-22
facebook 長峯 顕教 さん曰く
慶讃記念衣体(紅色地八葉六弁牡丹紋平金紋五条袈裟 同色有文地陰散雲八葉六弁牡丹紋裳付)
facebook Masanori Honjo (聲厳院)さん曰く
「紅色地六葉八弁紋白五条袈裟」(べにいろじろくようはちべんもんじろ)
「薄栗皮色緞子同色有紋地陰散雲六葉八弁牡丹紋裳附」

【東本願寺 冬】<1>節目の法要へ 決意新た

2023-01-31

宗祖の月命日の28日には、大谷門首 が自ら開扉した。漆黒に かざり 金物で 荘厳しょうごん された御厨子は高さ約4・3メートル、幅約4・8メートル。午前7時過ぎ、大谷門首がその前に座り、左右に扉を開けると御真影が現れた。その様子を冷気が漂う堂内で参列者らがじっと見守った。

 今年は親鸞聖人御誕生850年、立教開宗800年の節目の年。本山では 慶讃きょうさん 法要を3月25日から約1か月間営む。大谷派の木越渉宗務総長(65)は「慶讃法要を大切なご縁として、親鸞聖人があきらかにしてくださった本願念仏の教えを次の世代に確実に手渡していくため、様々な取り組みを進めたい」と語った。

真宗本廟の御影堂
節目の法要へ 決意新た

 真宗大谷派本山・東本願寺(京都市下京区)では毎日早朝、欠かすことなく法要が営まれる。 御影堂ごえいどう では、宗祖 親鸞聖人しんらんしょうにん 像「 御真影ごしんねい 」の御 厨子ずし の扉を開ける役を、大谷 暢裕ちょうゆう 門首(71)と大谷裕新門(37)、門首を補佐する「鍵役」が担う。

門首・新門・前門首・鍵役
25代修如門首
新門
24代門首(浄如様)
門首後継者(現門首修如様)・鍵役(信悟院殿)
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