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真宗本廟の仏事

真宗本廟の仏事

【報恩講写真日記 11/28】

2021-11-28
Facebook 真宗大谷派(東本願寺)さん曰く
8日間にわたる報恩講も最終日となった本日は、御影堂にて祖徳讃嘆と結願日中法要(御満座)が勤まりました。
本年の祖徳讃嘆は小川一乘氏(真宗大谷派講師・北海道教区)がお話をされ、仏教に出会いながらも背き、疑う自分自身を顧みて、親鸞聖人のご一生を偲び、聖人が顕かにされた念仏の教えに頭が下がるという、報恩講の大切な意義を確かめられました。 
そして、最後に勤められた結願日中法要には、僧侶たちが体を力強く前後左右に動かしながら念仏と和讃を繰り返す「坂東曲」が用いられ、満堂となった御影堂の参拝者は迫力ある声明に見入っていました。
本日18時からは「親鸞聖人讃仰講演会」(3日目)のライブ配信があります。
講師・講題は以下の通りです。
・宮下晴輝氏(大谷大学名誉教授) 
「正覚の大音」 
・池田勇諦氏(同朋大学名誉教授) 
「親鸞聖人の釈尊観」 
大谷暢裕門首による挨拶の様子
小川一乘氏による祖徳讃嘆
最後に勤められた結願日中法要には、僧侶たちが体を力強く前後左右に動かしながら念仏と和讃を繰り返す「坂東曲」が用いられ、満堂となった御影堂の参拝者は迫力ある声明に見入っていました。

本日は親鸞聖人の御命日 『御正忌報恩講』御満座です。

2021-11-28
Facebook 護山 こが 信麿さん曰く
僧侶が体を動かしながら念仏唱える「坂東曲」 京都 東本願寺

【報恩講写真日記 11/27】

2021-11-27
龍谷大学名誉教授・淺田正博氏
大谷大学名誉教授・小川一乘氏
11/26から親鸞聖人讃仰講演会が始まりました。
報恩講6日目となった昨日の26日から、「親鸞聖人讃仰(さんごう)講演会」が始まりました。
この講演会は、1923年から続く伝統ある行事です。
初日の26日は、龍谷大学名誉教授・淺田正博氏と大谷大学名誉教授・小川一乘氏が講演され、会場では事前申し込みを行った50名が聴講されました。
本日27日は、同朋大学仏教文化研究所客員所員・塩谷菊美氏が「一向一揆をどう語るか-幕府・宗門・歌舞伎-」、親鸞仏教センター所長・本多弘之氏が「「聞名」の宗教」と題して講演されます。
本日午後からの結願(けちがん)逮夜では御俗姓(ごぞくしょう)が拝読されました。
「御俗姓」は、蓮如上人が書かれた御文(おふみ)(ご門徒にあてた手紙)の一つで、親鸞聖人の遺徳を讃えつつ真宗門徒としての心得を記されています。
いよいよ明日は結願日中(御満座)です。
坂東曲(ばんどうぶし)を用いたお勤めがあります。
本日は雨もふり、一段と寒さが厳しくなりました。明日ご参拝の皆さまは、どうぞあたたかくしてご参拝ください。

本日午後からの結願(けちがん)逮夜では御俗姓(ごぞくしょう)が拝読されました。
「御俗姓」は、蓮如上人が書かれた御文(おふみ)(ご門徒にあてた手紙)の一つで、親鸞聖人の遺徳を讃えつつ真宗門徒としての心得を記されています。

【報恩講写真日記 11/26】

2021-11-26
報恩講期間中、11月20~22日、24~26日、27~29日の3期間にわたって、真宗本廟奉仕団が開催されています。
各期間、参加者には法要参拝を中心に、講義や座談、清掃奉仕などを行っていただきました。
また、その間の昼食には『大原千鶴のお斎レシピ―素材をたのしむ精進料理』(東本願寺出版発行)から一品を加えた精進メニューを召し上がっていただいています。
~お知らせ~ 
本日26日より報恩講最終日の28日までの3日間、「親鸞聖人讃仰講演会」が開催されます。講演会の様子は、インターネットにて生配信しますので、ぜひご覧ください。
26日の講師は、浅田正博氏(龍谷大学名誉教授)と小川一乘氏(大谷大学名誉教授)です。 
26日のライブ配信(午後6時より8時30分まで)
真宗本廟奉仕団の昼食。左上がレシピ本掲載の「にんじんの梅和え」です。

【写真日記  番外編~丸いものの正体は~】

2021-11-26
19日の投稿から引っぱり続けた「板の上に並べられた沢山の丸いものの正体と役割」
大変ながらくお待たせしました。
もうお写真を見てお気づきだとは思いますが、答えは「御華束(おけそく)」でした。
つまり丸いものの正体は「お餅」です。
そもそも御華束とは、仏さまにお供えする供物のことで、本堂内陣の荘厳の一つです。
東本願寺の報恩講で用いられる御華束のお餅は、23日に投稿した「お斎の大根」とともに愛知県稲沢市と一宮市の御門徒を中心とした「御華束講」よりご寄進いただいています。
今年も、御影堂に3行(6基)、阿弥陀堂に2行(4基)、同朋会館に1行(2基)の御華束をお備えいただきました。
今回は、「御華束講」にスポットをあてた「写真日記 番外編」を紹介しましたが、実は各地にはさまざまな「講」が存在し、現在もその伝統は受け継がれているのです。
またどこかの機会で、東本願寺にかかわる「講」を取り上げていければと思っています。
今年も、御影堂に3行(6基)、阿弥陀堂に2行(4基)、同朋会館に1行(2基)の御華束をお備えいただきました。
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