時代を映す鏡
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東京都の「ご当地ナンバー」 図柄に東京タワーとソメイヨシノ
自治体が独自に作製できる自動車の図柄入りナンバープレート(ご当地ナンバー)について、東京都は「東京都版」のデザインが決定したと発表した。3案の中から都民アンケートで、都の花「ソメイヨシノ」と東京タワーが描かれた図柄が選ばれた。交付は2023年10月ごろに始まる見通し。
ご当地ナンバーは地域振興を目的に国が普及を進めている。都内では江東、世田谷、杉並、板橋、葛飾各区のナンバーが既に交付されているが、都内全域を対象とするものはなかった。国が今年度から都道府県版の交付制度を始めたことから、都は独自ナンバーの作製を決めたという。
都は10月14日~11月13日にインターネットなどで都民にアンケートを実施、1万1742人が回答した。3案から好きなデザインを選んでもらったところ、江戸切子をイメージした案と、ソメイヨシノの花柄だけが描かれた案を抑え、東京タワーが入った図柄が約57%(6705人)と圧倒的な支持を得た。
今後はプレート上の数字が読みにくくないかをチェックする国の「視認性確認」などを受けた上で正式決定される。小池百合子知事は「観光面でのPRにもつながる。ぜひ活用してほしい」と話している。【黒川晋史】
通信途絶えた月探査機「オモテナシ」目覚まして…機器開発の町工場「我が子同然」
オモテナシは縦37センチ、横24センチ、高さ11センチで世界最小の月面着陸機。米国のロケットで16日に打ち上げられた後、21~22日、月の赤道付近に降りる予定だった。
だが、打ち上げ後、太陽電池が太陽と反対側を向いたまま、想定の8倍の速度で回転していることが判明。バッテリー電圧が低下し、通信が途絶えた。
通信機は、社員4人の無線通信機メーカー「アドニクス」(東京都)が開発した。小型で耐久性の高い通信機の製作に定評があり、これまで100個以上をJAXAや大学などに提供してきた。米アポロ計画の月面着陸を見て宇宙に興味を持った小島要社長(63)は、「通信機は我が子同然。目を覚ましてほしい」と話す。
今後、通信が再開して、月面に到達できたとしても、安心はできない。事前の軌道修正が十分にできていないため、着陸速度は当初の想定をはるかに上回り、強い衝撃が機体に加わることになるためだ。
頼みの綱は、機体を衝撃から守るアルミ製の部品。金属部品メーカー「コイワイ」(神奈川県)が3Dプリンターでつくった。正六角形の微細な隙間が無数にある構造で、衝撃を吸収する。小岩井修二専務(65)は「着陸に挑戦できるよう祈るばかり。奇跡が起きてほしい」と話した。
アウトソーシング(外部委託)を利用する場合のメリット・デメリット
アウトソーシングとは、日本語でいうなら「外部委託」のことです。業務の一部を外部の会社や個人事業主に委ねることを意味し、その活用は昨今の企業にとって、重要な経営戦略の一部となっています。
では、具体的にはどのように活用されているのでしょうか。ここでは、アウトソーシングの活用が企業にもたらすメリットのほか、デメリットについてもご紹介します。
- 目次
- アウトソーシングとは業務を外部委託すること
- アウトソーシングを行うメリット
- アウトソーシングと派遣の違い
- アウトソーシングを利用する際のデメリット
- 自社で行うべき業務か、アウトソーシングすべき業務かの見極めが重要