動画等(アーカイブ)
仰せを蒙りて【アーカイブス 音声・映像データ編】
柳宗悦・棟方志功と真宗
2019年度特別展
柳宗悦・棟方志功と真宗
-土徳の大地と民藝の美-
開催にあたって
暮らしのなかの実用品に「用の美」を発見し、それらの生活道具を民藝(民衆的工芸)と名づけたのは、思想家の柳宗悦(1889~1961)でした。柳はみずからの「直観」によって、国内外の民藝作品を数多く蒐集するとともに民藝運動を展開しました。そして、その柳に才能を見出され、生涯柳を師と慕ったのが板画家の棟方志功(1903~1975)でした。
二人はともに戦中・戦後に真宗王国越中富山の人びとの生活に息づく信仰風土「土徳」と出会い、大きな影響を受けました。柳は「仏教美学」という思想を確立し、棟方も自分ではない「他力」による創作活動に取り組むようになったのです。
藤原鉄乗師の歌
『打ちくだかれて 打ちくだかれて ほがらかに わがつみひとは起(た)つにあらずや』 (藤原鉄乗先生「十二光仏讃歌」より)
鉄乗先生は、この時どのような打ちひしがれる状況にあったのでしょうか。
それはうかがい知ることができませんが、ともかくその鉄乗先生に
『打ちひしがれて、立ち上れずにいる私に対して、法蔵菩薩はわがつみひととなって、つまり、宿業に苦しむ私そのものとなって、ほがらかに起(た)ちあがってくださるのではなかったのか』
このような法蔵菩薩の呼び声が聞こえてきて、『ああ、そうだったな』と、自らを呼び覚まされて、涙を払って立ちあがっていかれたときの歌なのでしょう。これは、鉄乗先生ご自身に聞こえてきた法蔵菩薩の呼び声なのでしょう。
人間は「つみひと」にはなれないわけです。
しかし、法蔵菩薩が、われらに代わって「つみひとに」なってくださって、つまり、われらの宿業の身になってくださって、悪人になってくださって、そして立ち上がってくださるのです。
「法蔵菩薩はそうやって私に代わってつみひととなって立ちあがってくださるのではなかったのか」と、鉄乗先生が自らに呼び覚まされて、立ち上がっていかれたときの歌なのでしょう。
東本願寺親鸞聖人七百回大遠忌法要8(報道他)
・ 参詣者の声
・「御遠忌を顧りみて」(宮谷法含)
・ 座談会「御遠忌を終えて」
(宇都宮観道・訓覇信雄
・柴田正次郎・高原覚正)
・御教書の披露(宮谷法含)
・ 御正当報恩講より
法主台下の御親教
「炭焼小屋の歌」
林達次・山本徹出演)
・大谷本廟御遠忌より
法嗣殿の「敬白文」
・ 白州伝道
(金子大榮作・NHK鈴木健二朗読)
https://youtu.be/5eg9ebFOPkw?list=PLCEslAc1cXN-aLyAXdhv9SmoQ1JdOa4rD
東本願寺親鸞聖人七百回大遠忌法要7(布教使集会・青少年全国大会など)
・大谷派全国合唱のつどい
(大谷楽苑演奏)
「歓喜のカンターター」
(1961.4.14~27
東本願寺本山本願寺大師堂
・高倉会館・大谷ホール)
東本願寺親鸞聖人七百回大遠忌法要6(記念講演会)
・「文芸と宗教」(丹羽文雄)
・「親鸞さんとは」(吉川英治)
・「青年の質問に答えて」デ・マルチノ
・ 「法楽縁起」(土岐善麿)
・「勝縁に際会して」(蜂屋賢喜代)
・「無宗の宗」(山口益)
・「生活の中にある宗教」(平沢興)
https://youtu.be/WvbNibjcCTg?list=PLCEslAc1cXN-aLyAXdhv9SmoQ1JdOa4rD