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総裁選カギ握る党員の本音・・・決選投票に“注文”も(2021年9月19日)

2021-09-20
[テレ朝news] 2021/09/19
4人の争いとなった自民党総裁選、一足先に投票が始まった党員票の獲得に向け、各候補の動きが激しくなってきています。勝敗のカギを握る「党員」の本音を取材しました。 ▽自民党総裁選 カギ握る「党員票」 卵焼きは、祖父の代から70年、同じレシピで味を守り続けている自慢の逸品です。 横浜市で仕出し弁当店を経営する渡邉清高さん。自民党員歴は16年です。 届いたばかりの総裁選の投票用紙を見せてくれました。 (佐々木一真アナウンサー)「ここに候補者の名前を書くんですね。初めて見ました」 (仕出し弁当「うお時」渡邉清高代表)「党員費払っていないと送られてきませんからね。自民党の総裁=首相というものすごく重みがありますよね。その選ぶ権利を持っているというのは」 今回の総裁選。自民党によりますと、全国で110万人を超える党員・党友が投票資格を持っています。 1人1票を持つ国会議員票382票に加え、党員・党友による投票で配分される382票の合計で争われ、過半数を獲得した候補が当選します。1回目の投票で過半数を獲得した候補者がいない場合、上位2人の候補者による決選投票を行います。 (渡邉清高代表)「僕らのような小さな商売をしていると、どうしても政策とかでもろに商売に影響が出てくる。どう変えていくのか?どうしたいのか?今回の総裁選でも一番気にしているところです」 ▽4候補 告示後初の週末 総裁選のカギを握る党員票。全国各地の党員に対して支持拡大を訴えます。 (石破茂元幹事長)「すみません石破茂でございます。河野太郎でぜひぜひ皆様方よろしくお願いしたいなということで、珍しいことに横に小泉環境大臣というのがおりましてね・・・」 (小泉進次郎環境大臣)「もしもし突然すみません小泉進次郎です」 二枚看板による電話作戦。河野太郎行政改革担当大臣は、知名度の高い2人を全面に押し出し、党員票で他候補を引き離したい考えです。 ハガキ攻勢に出ているのは・・・岸田文雄前政調会長の陣営です。さらに、自らの想いをつづった政策パンフレットまで。 (岸田文雄前政調会長)「特に地方票についきましては、ここ数日が大変重要だと。何とぞお力添えをいただきますようお願いを申し上げます」 前日の大阪に続いて、19日は兵庫。連日、地方議員と意見交換をおこなっています。 高市早苗前総務大臣は保守派の論客とネット配信を行い、保守層固めにも力を入れています。さらに・・・ (高市早苗前総務大臣)「どうしても自分の声でごあいさつ申し上げたく」 録音メッセージによる電話作戦を展開。 (高市早苗前総務大臣)「皆様の命と財産を守り抜くための政策を最優先いたします。大切な、大切な一票、私、高市早苗にお託しくださいませ」 野田聖子幹事長代行は、地元・岐阜の支援者との会合に。 (自民党岐阜市支部 玉田和浩 会長)「少なからずも岐阜市の自民党員の票は5000票、野田聖子を書いてくれと」 (野田聖子幹事長代行)「岐阜市の自民党の仲間の皆さん、おはようございます。岐阜の地方で育てられ、嘘をつかず誠心誠意、岐阜の母ちゃんとして頑張る!」 一方、野党側は「総裁選よりも新型コロナ対策を」と自民党を厳しく批判しました。 (立憲民主党 菅直人 最高顧問) 「野党の一致をした行動の中で総裁選の後に来る総選挙において、いよいよ政権交代を実現しようじゃありませんか」 (立憲民主党 枝野幸男 代表)「いま総裁選挙と称してコロナ対策そっちのけで色々おっしゃっている皆さんも、結局は競争が大事だ、自己責任だ、目先の金もうけばかりに目を奪われる、こんな政治をずっと動かしてきた」 ▽「永田町の理屈が反映されやすい」決選投票に“注文” その総裁選の進め方について、注文をつける党員もいます。 (探求フリースクール・マチラボ 広田悠大代表)「こちらです」 (佐々木一真アナウンサー)「党員証自由民主党と書いてありますね」 20歳から党員になって6年目の広田悠大さんです。 広田さんは自らが不登校になった経験から、同じような境遇の児童や生徒たちの居場所を作りたいという思いでフリースクールを運営しています。 (広田悠大代表)「教育に対して、どういうふうなアプローチが自分ではできるのかを考えるために(党員に)なりました。決選投票でも1票の重みは変えないでほしいっていうところがある」 1回目の投票で過半数を獲得した候補者がいない場合に行われる決選投票。 実は、1回目に382票あった党員票が、都道府県連に1票ずつ割り当てられた47票に減るため、国会議員票の比重が大きくなります。 (広田悠大代表)「永田町の理屈が反映されやすい選挙結果になってしまうと思うので、きちんと党員の意見が反映されるような仕組みがあると民主主義の在り方として健全」 事実上の次の総理大臣を選ぶ自民党総裁選。投開票は29日です。
 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

次の総裁、河野氏トップ 内閣支持率5カ月ぶり回復

2021-09-20
立候補者討論会に臨む(左から)河野太郎ワクチン担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行
=18日午後、東京都千代田区の日本記者クラブ(宮崎瑞穂撮影)(株式会社 産経デジタル)
産経・FNN合同世論調査 2021/9/20 11:39

https://www.sankei.com/article/20210920-POZDTID4Q5JM5D4WO2FO3G7RD4/?utm_source=coins&utm_medium=push&utm_campaign=COINs

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は18、19両日に合同世論調査を実施した。菅義偉(すが・よしひで)首相の後任を選ぶ自民党の総裁選に立候補した4人のうち誰が新総裁にふさわしいかを聞いたところ、河野太郎ワクチン担当相が52.6%で最も多かった。岸田文雄前政調会長が15.2%で続き、高市早苗前総務相は11.6%、野田聖子幹事長代行は6.4%だった。

次期首相に最も必要な資質については、リーダーシップが35.4%と最多で、政策20.2%、説明能力19.5%、実績9.1%、国際感覚8.5%、人柄5.9%と続いた。

次期首相に最も期待する政策(複数回答)に関しては、新型コロナ対策が59.2%でトップ。景気や雇用40.2%、年金・医療・介護27.8%、子育て支援・教育19.3%、外交・安全保障18.1%、行政改革・財政再建15.2%、環境・エネルギー政策7.0、憲法改正5.8%-の順だった。

一方、首相が、自民総裁選に立候補せず退陣を表明したことに関しては「妥当だと思う」が78.9%、「妥当だと思わない」が15.8%だった。

菅内閣の約1年間の実績を評価するかどうかは「評価する」が62.5%、「評価しない」が36.2%だった。

5月以降下落を続けていた菅内閣の支持率は10.2ポイント増の42.3%で、不支持率は9.1ポイント減の52.2%だった。支持率が回復するのか5カ月ぶり。

ワクチンの2回接種が国民の5割に達したことなどから新型コロナ対策は「評価する」が19.8ポイント増の42.5%と上昇に転じた。「評価しない」は21.7ポイント減の48.7%だった。


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2021-09-18

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