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お酒

美味求真【酒・嗜好品】

温度で飲み方の名前も変わる!

2024-02-11
温度で飲み方の名前も変わる!


日本酒の魅力は温度によって味や香りが多彩に変化すること。

江戸時代には、日本酒を出す飲食店には「お燗番」と呼ばれる役目があり、その日本酒が一番おいしくなるよう、燗をつけて提供していた店も多かったようです。

それもそのはず、日本酒を飲む温度はなんと10段階に分かれ、「熱燗」や「冷や」とひとくくりにはできないほど奥深いのです。

冷たい方から、雪冷え(5度)、花冷え(10度)、涼冷え(15度)、常温(20度)(常温は「冷や」とも呼ばれます)。

温かい温度帯はさらに細かく分かれ、日向燗(30度)、人肌燗(35度)、ぬる燗(40度)、上燗(45度)、熱燗(50度)、一番高い温度が飛び切り燗(55度以上)となります。

ほぼ5度おきに刻まれた風情のある呼び名が、日本人の日本酒への想いを感じさせます。

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