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アメリカ海兵隊バンドが165年振りの来日

2024-05-08
アメリカ海兵隊バンド ライブ・イン・ジャパン

アメリカ海兵隊バンド 
'The President's Own' United States Marine Band

アメリカ海兵隊バンドは、1798年の合衆国議会にて創立が制定された、アメリカ最古のプロの音楽団体であり、アメリカ合衆国大統領と海兵隊総司令官のために音楽を提供するという、唯一無二のミッションを持つ。 1801年の新年、第2代大統領ジョン・アダムズに招かれ、当時建築中であったホワイトハウスでのデビューを果たした。同年3月、トーマス・ジェファーソンの大統領就任式にて演奏を披露し、以来、すべての大統領の就任式で演奏を行なってきたと言われている。自身も優秀な音楽家であったジェファーソンは、海兵隊バンドとの特別な関係を重んじ、ジェファーソンによって、President's Own(大統領直属)の称号が与えられた。 公式晩餐会や国賓の来日、国家重要行事やレセプションなど、海兵隊バンドメンバーによるホワイトハウスでの演奏は、年間約200回にのぼる。ピアノソロ、ジャズ、ブラスクインテットなど小規模のアンサンブルから、カントリーバンド、ダンスバンド、フルコンサートバンドなど、編成は多岐にわたる。ホワイトハウスにおいては様々な場面で多様な音楽が求められるため、高い柔軟性と多才さが要求されるメンバーは、そのほとんどがアメリカ国内の優秀な音楽学校出身で、メジャーオーケストラに匹敵する厳しいオーディションを経て選考される。 ホワイトハウスでの演奏に加え、定期コンサートシリーズ、ワシントンD.C.の国立公園ナショナル・モールにおける夏の野外ポップスコンサート、大統領就任式やアーリントン国立墓地における軍葬、第二次世界大戦記念碑での退役軍人のための記念飛行セレモニー、マリーン・バラックスでのパレード、学校での教育プログラムなど、首都ワシントンにおける様々なセレモニーやイベントに登場。またメンバーによるソロリサイタルや、室内楽のコンサートなども高い人気を誇っている。 アメリカの文化、そしてアメリカ政府の公式活動において、海兵隊バンドは不可欠な役割を果たしており、人々の心をつなぐ架け橋としての芸術の大切さを訴えている。1798年以来一貫して、アメリカ大統領と海兵隊総司令官のための音楽を提供することをミッションとしている。海兵隊バンドは、この使命を持つ唯一の音楽団体として、歴史と伝統を礎とし、創立より3世紀目を迎え、ホワイトハウスとアメリカの人々に音楽をもたらし続けている。
The Brass Cruise of Yokohama. U.S.Marine Band Special Messe:May 15th 2019.
SOUSA El Capitan - "The President's Own" United States Marine Band
SOUSA The Stars and Stripes Forever - "The President's Own" U.S. Marine Band
https://youtu.be/uGdkJcP3jNU
SOUSA Semper Fidelis - "The President's Own" U.S. Marine Band - Tour 2018
ROSSINI Overture to William Tell- "The President's Own" U.S. Marine Band - Dream Hour, 2018
Digital Rehearsal Hall: The Stars and Stripes Forever - John Philip Sousa
U.S. Marine Band - Change of Command
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