コロナ関連ページ
コロナと私はどう向き合うか? 【ヨキヒトの仰せ】
【お葬式】#16 《骨葬》新型コロナ感染者のお葬式 【真宗大谷派 宗恩寺】
本願寺広島別院 ブルーライトアップ
少しでも、皆様の心の支えになれば幸いです。
私たちも皆様の懸命なご努力を心に留め、日々の職務に取り組んでまいります。
【ブルーライトアップとは】
自らをリスクにさらしながら最前線で新型コロナウイルス感染症に従事する医療関係者に対して、
感謝の気持ちを伝えようとイギリスではじまったもので、イギリスの国営医療サービスである
NHSのシンボルカラーがブルーであることにちなんでいます。
和田しげし先生のことば
病気になって死んだ、
戦争にあって死んだ、
交通事故で死んだ。
そんなことは何も死の原因ではない。
原因は生まれたということである。
我々はこんな簡単なことを忘れてしまっとるんですね。
そして新聞を見ても誰々八十何歳、心筋梗塞。
みんな原因として書いてあります。
死因。
そんなものは死の原因ではない。
本当の原因は生まれたということが原因だとはっきりしとるですねえ。
そんなら本当に驚くべきことちゅうのはなんや。
それは、「私はどこから来て、どこへ行くのか」。
「何で人間に生まれてきたのか」。
「今ここにこうしておるということは、一体どういう意味があるのか」。
そういうことが何もはっきりしないまんまで生涯を終わらねばならん。
これこそおどろかねばなんことですね。
和田稠先生のことば
宗教心とは何か、人間とは何か・・・。
生きるということの根本問題を尋ねる法話CD。
※当時の録音機器の状況等により、一部お聞き苦しい点があります。
コロナと向き合う:願正寺からの情報発信
思惟する時
思惟する時
コロナウイルス感染症の拡大が続き、福岡県にも緊急事態宣言が発せられました。 勤務校では、昨年度の卒業式を何とか無事に終え、前年度の入学生も含めた2021年度入学式を挙行し、9割近い授業を対面で行っていました。しかし、宣言の発令とともにほとんどの授業を遠隔で行うこととなり、再び学生はキャンパスで過ごす時間が少なくなりました。変異株ウイルスによる感染者が増え、再び不要不急の外出を自粛するよう求められる中、皆さんも大変な日常をお過ごしのことと存じます。お寺での行事や研修も、中止や延期がまだまだ続くようです。
今年度の入学式における式辞の中で、新入生に対し次のようなメッセージをお伝えしました。
様々な情報に追われ、SNSの対応などに迫られる日々の中で、深く物事を考える時間を持っていただきたい、静かに落ち着いて考える時間、「思惟する時」をもってほしいということです。皆さんが物事をじっくりと考えているときは、どのような姿勢、姿をとっていますか。腕を組む、上を向く、顎に手をあてるなど様々でしょう。
考えている人の姿を造形作品として表したものといえば、皆さんの多くがロダンの考える人の姿を思い浮かべることでしょう。岩の上に座り、両足をぐっと引き寄せ、拳を歯にあて、やや背中を丸めた姿勢で考えています。全身の筋肉から緊張感がみなぎっています。
「実り豊かな思索が彼の頭脳の中でゆっくりと確かなものになってゆく」とロダンは述べています。
同じ考えている姿を表現した造形作品に「半跏思惟像」と呼ばれる仏像、菩薩像があります。本年3月21日まで、大学のすぐ傍にあります九州国立博物館に、奈良中宮寺の国宝である「半跏思惟像」が展示されていました。飛鳥時代七世紀に造られたこの像は、片足を反対の足の腿に置き(半跏)、背筋が伸び、右手中指を頬にあて、思惟する姿を現しています。そのお顔には、微笑みをたたえています。苦悩する人々をいかにして苦しみから救い遂げるか、永い永い時間をかけて思惟する姿です。
全く異なる時代と地域で作られた対照的な「考え・思惟する」姿がなぜそのような表現をとり、人々の心を引きつけ、魅了するのでしょうか。その答えを探し求めることが、大学で学ぶことの楽しさや喜びにつながります。
パンデミックにより実感させられている、思い通りに生きることができないというこの経験をどう活かし、また、未来に向け持続可能な社会を創造するために、今何をなすべきか。思惟すべき課題は皆さんの前にいくつも横たわっています。姿や場所はどうであれ、「思惟する時」をもつことを、ぜひ大切にしてください。
以上が、私から新入生へのメッセージです。
親鸞聖人が最も大切にされた『仏説無量寿経』の冒頭には、法蔵菩薩がいかにして苦悩する衆生を救いとげようかと、「五劫」という気が遠くなるような永い時間をかけて思惟されたと説かれています。聖人による「正信念仏偈」では、「五劫思惟之摂受」と表されています。その思惟の上で、教えに向き合うことなく悩み苦しむものたちを救う手立てとして、四十八よりなる願い(誓願、本願)を選び取られたということ(摂受)です。
外出もままならならず、お聴聞のご縁をいただくこともかなわない毎日がしばらく続きますが、思い通りにならない娑婆をどう生きるべきか、これからどのような社会になったらよいか、などと「思惟する時」を持たれてはどうでしょう。
真宗大谷派の指針
法要(葬儀・法事等)における新型コロナウイルス感染症の感染防止に向けての宗派指針 2020年4月17日更新
法要(葬儀・法事等)における新型コロナウイルス感染症の感染防止に向けての宗派指針
このたび、法要(葬儀・法事等)における新型コロナウイルス感染症の感染防止に向けての宗派指針を取り纏めましたので、感染拡大防止に向けてご門徒や有縁の皆さまと十分にご相談いただき、下記のとおり対応くださるようお願いいたします。
1 法要前には必ず、手洗い・手指の消毒を厳守ください。
また、参列者にも同様に手洗い・手指の消毒を徹底いただくよう依頼ください。
2 常に咳エチケットを心掛けるとともに、勤行・読経の際にもマスクを着用ください。
また、参列者にも同様にマスクの着用を徹底いただくよう依頼ください。
3 感染リスクを減らすため、3つの「密」を避けてください。
① 「密閉空間」を避けるために、できるだけ換気をしてください。
② 「密集場所」を避けるために、参列者にできるだけ間隔をあけて着席するよう促してください。また、お焼香も間隔をあけるよう配慮ください。
③ 「密接場面」を避けるために、間近での会話や対面による会話を可能な限り、避けてください。※法話は一定の距離(2メートル以上)をあけてください。
4 法要終了後のお斎(会食)は控えてください。
5 37.5℃以上の発熱や体調の優れない方には、法要への参列を控えていただくよう依頼ください。
6 新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方の通夜・葬儀等を執り行うにあたっては、
国の方針(※厚生労働省が示す「新型コロナウイルスに関するQ&A(関連業種の方向け)令和2年4月15日時点版、3.遺体等を取り扱う方へ」等)を踏まえた上で
医療機関や葬祭場とも連携をし、感染防止のための衛生対策に努めてください。
7 日常的な自己管理を徹底し、感染症の媒介者とならないように留意ください。
8 新型コロナウイルス感染症への対処法を正しく理解し実行することで、
差別や風評被害が広がらないように努めてください。
みんなみんなで星影のエール アンコール
高島屋17年ぶり赤字
コロナと私はどう向き合うか? 【ちょっと気になることは】
お食事つきのおもてなしが始まりました!!
天皇皇后両陛下は、来日中のキルギスの大統領夫妻を皇居に招き、昼食会を催された。
食事をともなう宮中行事は、4年ぶり。
陛下と皇后さまは、宮殿でキルギスのジャパロフ大統領夫妻を出迎えられた。
宮殿内での面会に続き、秋篠宮ご夫妻も加わられ、昼食会が催された。
公式訪問した外国の首脳との昼食会は、コロナ禍以降行われておらず、4年ぶりとなった今回は人数を減らし、会話ができる程度に距離を取るなど感染対策を講じたうえで行われた。
両陛下の発案で、外国要人を招いた昼食会としては初めて、メニューの一部に和食が取り入れられたという。