大谷派の仏花
ヨキヒトの仰せ
大谷派の仏花について
ブログ 往生のススメより
2024-12-18
2011御正忌報恩講の仏華
先月の当寺院の御正忌報恩講の仏華についての報告が先送りになってましたので、改めてブログいたします。
仏華とは仏前に供える花のことであります。
真宗大谷派の仏花は、長く池坊の立花(たてはな)に源を発し、現在のような仏華として発達してきました。
普通の生花や、盛花、投げ入れ等とは趣を異にしたいわゆる立花式の挿し方を正式とします。
江戸期には池坊との交流があり、その代表たる人が尊前の立花を立てたという事実もあるようです。
ちなみにそもそも池坊のいけばなというのは、仏前に供えるための花を形式化したものであります。
原則的には立花と同様に九つの役枝を基本といたします。
九つの役枝とは、真、正真、副、受(請)、流枝、控(扣)、見越、胴、前置というものであります。
この役枝にあしらいとなる役枝を加え複合的にバランスよく挿し交えて、仏教的宇宙観を表現いたします。
真宗大谷派の仏花は、長く池坊の立花(たてはな)に源を発し、現在のような仏華として発達してきました。
普通の生花や、盛花、投げ入れ等とは趣を異にしたいわゆる立花式の挿し方を正式とします。
江戸期には池坊との交流があり、その代表たる人が尊前の立花を立てたという事実もあるようです。
ちなみにそもそも池坊のいけばなというのは、仏前に供えるための花を形式化したものであります。
原則的には立花と同様に九つの役枝を基本といたします。
九つの役枝とは、真、正真、副、受(請)、流枝、控(扣)、見越、胴、前置というものであります。
この役枝にあしらいとなる役枝を加え複合的にバランスよく挿し交えて、仏教的宇宙観を表現いたします。
葬儀の仏花
【寺院葬儀の仏華の参考例】
2024-06-18
facebook ちいちの華さん曰く
同組内の寺院の方が亡くなられ、急遽立てに行った時の写真です。
お通夜までに平生の仏華から葬儀用の仏華に立て替えます。
既定では無色花(青木・まさ木・あせび等のすべて青葉の木花、紅紫の色花を除く)となっています。
しかし緊急性を伴うし、手に入らない場合もあるのでその辺は臨機応変にヒバ等の木花の真でよいかと思います。
紅紫の色花は除くとなっていますが、紫系のアザミは見越しや胴あたりに入っています、
また赤っぽく見えているのは細い葉のドラセナです、
"ちいちの華"ではこれぐらいの色までは使っています。
鮮やかな赤色や黄色の使用は避けています。