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横綱披露
大相撲の第75代横綱に昇進した大の里(24)=二所ノ関=が29日、初めての綱打ちと土俵入りの稽古を茨城・阿見町の部屋で行った。完成した重さ7・2キロ、長さ4・2メートルの綱を締め、師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)から雲竜型の土俵入りを指導された。30日には東京・明治神宮で横綱推挙式と奉納土俵入りを行う。同親方が新横綱だった17年春場所で15日間着けて優勝した「赤富士」の三つぞろいをつけ、名古屋場所(7月13日初日・IGアリーナ)での3場所連続Vに挑む。
2人で幸せをかみしめた。真新しい綱を締めた大の里の真横に、白いワイシャツを腕まくりした二所ノ関親方が並び立った。神聖な土俵入りの立ち位置を細かく指摘。大の里も「はい」と返事をし、動きを確認した。太い両腕で拍手を打つ際には、身ぶり手ぶりを交えて修正を指示した。「形や目線を補足した」と同親方。大関・琴桜(27)=佐渡ケ嶽=ら二所ノ関一門の関取約20人が見守る中、約10分間、直接指導した。
ハート形「宝扇」ひらり、宙を舞う 奈良・唐招提寺で「うちわまき」
鎌倉時代に唐招提寺を再興した覚盛(かくじょう)上人の命日法要「中興忌梵網会(ちゅうこうきぼんもうえ)」が19日、奈良市の同寺で営まれ、伝統行事の「うちわまき」があった。
鼓楼からまかれるうちわに手を伸ばす人たち=2025年5月19日、奈良市五条町、今井邦彦撮影
うちわまきは、命を貴び蚊も殺さなかったとされる覚盛上人の死後、せめて蚊をはらえるようにと、うちわを供えたことが由来とされる。ハート形のうちわ「宝扇(ほうせん)」には、魔よけなどの御利益があるという。
行事には先着順で参加券を受け取った約300人が参加。75人ずつ4組に分かれ、太鼓の音に合わせて鼓楼(国宝)の上からまかれたハート形のうちわに、歓声を上げて手を伸ばしていた。
福岡県糸島市から参加した予備校講師の渡辺真理子さんは、奈良国立博物館の「超 国宝」展を見るため奈良を訪れ、足を延ばしたという。「うちわはハート形でかわいらしい。無病息災をお祈りします」と話していた。(今井邦彦)
華やかな王朝行列 新緑の都大路をゆく 京都で葵祭
京都三大祭りの一つ、葵祭(あおいまつり)が15日午前、京都市で始まった。王朝絵巻のように華やかな平安装束を身にまとった約500人の行列が京都御所を出発。世界遺産の下鴨神社と上賀茂神社に向け、新緑の都大路を練り歩いた。
腰輿(およよ)に乗って京都御所を出発する斎王代の山内彩さん=2025年5月15日午前10時13分、京都市上京区、有元愛美子撮影
祭りのヒロイン・斎王代(さいおうだい)を務めたのは東京芸大大学院生の山内彩さん(25)。頭にフタバアオイの葉をかざし、十二単(ひとえ)姿で、腰輿(およよ)と呼ばれる輿(こし)に乗って進んだ。
葵祭は両神社の例祭で正式には賀茂祭という。五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願い、欽明天皇の時代(6世紀)に始まったとされる。紫式部の源氏物語や清少納言の枕草子にも登場する。(清水謙司)
『手水』の読み方は「てみず」? or「ちょうず」?
本来は「てみず」と呼ばれていて、それが変化し「ちょうず」と呼ばれるようになったとのことなので、厳密には「てみず」が正しいようですが現在ではどちらでも間違いではないようです。
ちなみに伊勢神宮では「てみず」、茶道では「ちょうず」と読むそうです。
では「手水舎」はどちらでも好きなように読んでいいのか。
「手水舎」の読み方はさまざまです。神社本庁は「てみずや」、大國魂神社は「てみずしゃ」と呼びますし、「ちょうずや」「ちょうずしゃ」と呼ぶところもあります。
『手水』の読みは「てみず」「ちょうず」どちらも正しいが場所によって変わるので両方覚えておきましょう。