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時代と歌

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最後の紅白歌合戦

2024-03-22
ヘイヘイブギー〜笠置シヅ子、最後の紅白歌合戦|オトナの歌謡曲|通販生活® 【公式】カタログハウスの通販サイト (cataloghouse.co.jp)

さて、『第7回紅白歌合戦』には出場歌手が前回の32組から50組となり、放送時間も40分延長され、放送時間は95分から1130分、現在のような年末の大型番組となったのがこの年だった。

そこで笠置シヅ子が選んだのは「ヘイヘイブギー」だった。東京宝塚劇場のステージを所狭しと踊りながら歌う、ブギの女王のフィナーレに相応しいステージ路となり、笠置の「ヘイヘイー」のコールに盟友・淡谷のり子、若手の江利チエミ、越路吹雪たち出場者たちが「ヘイヘイー」とレスポンスした。

これが最後の紅白となったが、翌年1957(昭和32)年5月には新宿コマ劇場で『クルクル・パレード』に主演。クライマックスにはロックンロールを歌っている。これが最後の歌って踊るステージとなった。

少女歌劇からジャズ、そしてブギウギ、ロックンロールまで。笠置シヅ子の音楽人生は和製洋楽の歴史でもあったのだ。


笠置シヅ子 ヘイヘイブギー 第7回紅白
笠置シズ子 ヘイヘイ ブギー
ラッパと娘、ヘイ ヘイ ブギ  笠置シヅ子
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