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大谷派の取り組み

真宗大谷派の取り組みについて

【写真日記 全戦没者追弔法会が勤まりました】

2023-04-03
facebook真宗大谷派(東本願寺) さん曰く
本日は御影堂にて「全戦没者追弔法会」(テーマ:人間はなぜ争うのか)が勤まりました。
4月2日(日)、京都は暖かな一日となりました。 
本日は御影堂にて「全戦没者追弔法会」(テーマ:人間はなぜ争うのか)が勤まりました。 
この法要は、戦争でいのちを奪われた方々を憶念し、兵戈無用(ひょうがむよう・『仏説無量寿経』に出てくる言葉で「武器も兵隊もいらない」という意味)の世界を願う法要として、1987(昭和62)年から毎年勤まっています。 
法要に先立ち、俳優の竹下景子氏により、作家の高史明氏作詞の「追弔の偈 戦争にいのち奪われたあなた方よ」の朗読がありました。戦争でいのちを奪われた方々を憶念し、私たちの今を問い直す願いを表現された詩の朗読に、参拝者は静かに耳を傾けていました。 
法要に引き続き、「弥陀の本願には老少善悪のひとをえらばれず-物語を超えて-」と題して、四衢亮氏(岐阜高山教区不遠寺住職)より記念講演が行われました。
四衢氏は、世界の現状と私たち一人ひとりの生き方に丁寧に触れながら、『仏説無量寿経』に説かれる「強者伏弱」の世界、自分の正しさを誇り、力によって他を従わせることを繰り返す人間の悲しみと痛みについてや、人間の貪り、瞋り、愚かさを照らす仏教の智慧、本願に触れることの大切さ、宗教の役割について述べられました。
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