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ちょい話【et cetera】

ちょっといい話

城山三郎

2024-03-24
組織と個人の関係を通して人間の生き方を問い続けた気骨の作家。直木賞を受賞した「総会屋錦城」や「小説 日本銀行」のほか数々の話題作で「経済小説」というジャンルを切り開いた。
昭和2年に生まれ、17歳で海軍の少年兵に志願した。軍隊での体験が小説家・城山三郎の原点だ。戦後企業という組織に個人がつぶされていくさまは、戦時中と何ひとつ変わらないのではないかという思いを城山は小説に込めた。軍隊での体験や、個人個人がそれぞれの生き方をみつけていくことの大切さを語る。
Archived by NHK
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