MLB
【大リーグからメジャーへ】
「MLB史上、最も低い防御率」
現地5月18日、シカゴ・カブスの今永昇太がピッツバーグ・パイレーツ戦に先発し、7回88球、被安打4、7奪三振、無失点と好投した。0対0の状況で降板したため勝ち投手にはならなかったが、2試合連続で零封。カブスは9回裏にサヨナラ勝ちした。
MLB1年目ながら、9試合に先発して無傷の5勝。防御率は驚愕の0.84を記録している今永に対して、米メディアは数々の賛辞を贈っている。米紙『USA Today』の敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール氏は5月19日の記事で、「イマナガがカブスでやっていることは、本当に素晴らしい」と称賛した。
「53回2/3、被安打40、自責点5、与四球9、58奪三振、そして防御率が0.84だ。この防御率はフェルナンド・バレンズエラ(1980年代から90年代にかけてロサンゼルス・ドジャースなどで活躍。81年に新人王とサイ・ヤング賞を史上初めてダブル受賞した)の0.91を上回る。MLB史上、キャリア最初の9試合で先発した投手のなかで、最も低い数字となった
日米通算200勝を達成
199勝目です。
パドレス・ダルビッシュ有投手(37)が、7回2安打無失点の好投で今季3勝目を挙げ、日米通算200勝へ王手をかけた。
「イマナガは100点…素晴らしい」
鮮烈メジャーデビュー
◆米大リーグ レッドソックス1―3ジャイアンツ(2日・米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイ・パーク)
レッドソックス・上沢直之投手(30)が2日(日本時間3日)、本拠地・ジャイアンツ戦で救援登板し、メジャー初登板を果たし、2回無安打無失点1奪三振の鮮烈デビューを飾った。
1―3で2点ビハインドの8回に5番手で登板。先頭の19年本塁打王ソレアを2球目のスプリットで三邪飛に打ち取ると、続くフローレスもカウント1―1から内角のスプリットで三飛に打ち取った。さらに2死走者なしからコンフォートは外角低めのスプリットで空振り三振。たった11球の3者凡退で1イニングを投げ終えた。ベンチに戻ると、左手親指付け根を痛めて負傷者リスト(IL)入りして欠場している吉田正尚外野手(30)とハイタッチを交わした。