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2022-11-24
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天皇皇后両陛下が文化功労者と面会 ユーミンには『卒業写真』ひふみんには「藤井聡太」国民目線の話題を持ち出される姿勢に寄せられる感服 © SmartFLASH
11月22日、皇居・宮殿「松風の間」で文化功労者と面会される天皇皇后両陛下(代表撮影)(写真・時事通信)

11月22日、天皇皇后両陛下は、皇居・宮殿「松風の間」で、2022年度の文化功労者と面会された。

この日、集まったのは、シンガー・ソングライターの松任谷由実や、棋士の加藤一二三氏ら17人。天皇陛下は、「皆さんが努力を重ね、学術、文化、芸術、スポーツの分野で大きな成果を収められたことを、喜ばしく思います」と、お祝いの言葉を述べられた。

その後、両陛下は集まったひとりひとりと懇談。天皇陛下は、松任谷の代表曲『卒業写真』にふれられ、どういったときに楽曲のアイディアが浮かぶか、などを質問されたという。松任谷がデビュー50周年という節目であることをうけ、皇后陛下は「おめでとうございます。お元気でご活躍ください」と、声をかけられた。

さらに「ひふみん」の愛称で知られる加藤氏が、将棋界について「優秀な若手(棋士)がいっぱい出てきていて、ありがたく思います」と話すと、天皇陛下は「藤井聡太さん、はじめね。楽しみですね」と返されたという。

「天皇陛下は音楽がお好きで、1986年には、歌手・柏原芳恵さんのコンサートを鑑賞される姿が話題になったこともありました。松任谷さんも柏原さんと同時代に活躍してきましたから、陛下が『卒業写真』などの楽曲をご存知なことは不思議ではありません。

また、陛下が藤井聡太さんの活躍にまで注目されていたことに、SNSでは驚く反応が多数、寄せられていました。象徴という立場にありながら、つねに国民目線で寄り添われる、陛下らしいお声がけといえます」(皇室担当記者)

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