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ブギウギ:「朝ドラ名物」おでん屋が登場 東西食文化の違いに「面白い」「びっくり」の声
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第26回が11月6日に放送され、おでん屋の店主・伝蔵(坂田聡さん)が初登場。おでん屋台のシーンで東西の食文化の違いを描き、視聴者の注目を集めた。
第26回では、スズ子(趣里さん)と秋山(伊原六花さん)が上京し、辛島部長(安井順平さん)の手配で、小村チズ(ふせえりさん)が営む下宿に住むことに。下宿先に荷物を置いた2人は、東京散策に出かけ、おでんの屋台に入る。
店主の伝蔵のぶっきらぼうな態度に、秋山は「やめときません?」とひるむが、スズ子は「大丈夫やて、入ろ」と席に座り、おでんを注文する。秋山は大根とこんにゃく、クジラのコロを頼んだが、伝蔵にクジラはないと断られ、がんもどきを注文した。
出されたおでんの汁の色が濃いことに驚いたスズ子が、「うわっ! 真っ黒や。これ、食べられるの?」と尋ねると、伝蔵は「食いたくなきゃ返しな、ばかやろう!」と不機嫌に。しかし、おでんを食べたスズ子たちが「おいしい!」と感激すると、伝蔵は「当たり前だろ、ばかやろう!」とうれしそうな表情を浮かべた。
SNSでは、「おでんネタに見る東日本と西日本の食文化の違いが面白かった」「出汁(だし)の色……具材の違いにびっくり」「おでん屋のおっちゃんが今後の『癒やし親父(おやじ)枠』を担ってくれそうで楽しみ」といったコメントが寄せられた。
また、2019年度前期の「なつぞら」、2020年度前期の「エール」、2022年度前期の「ちむどんどん」など、近年放送された朝ドラにもおでん屋が登場していたことに触れ、SNSでは「朝ドラ名物」「いろんな朝ドラおでん屋を思い出しちゃったよ」「朝ドラ準レギュラーおでん屋台」といった声も上がっていた。
投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部
監修者:管理栄養士 出口美輪子(でぐちみわこ)
2021年4月23日
関東と関西では言葉も文化も異なる点が多いが、おでんもそれぞれの特色がある。東西でどんな違いがあるのか、今回はそれぞれのおでんの具と味の特徴をあげ、東西の食文化の違いについて詳しく解説する。また、日本各地のおでん事情についても紹介する。