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闘いの歴史

闘いの記録 (戦争と人間)

昭恵さん「晋ちゃん、晋ちゃん」 夫の意識回復願い名前繰り返す

2022-07-09
安倍元首相が搬送された奈良県橿原市の県立医大病院に到着した昭恵夫人=8日午後
共同通信 7/9(土) 22:05配信
「晋ちゃん、晋ちゃん!」。
奈良市で8日、凶弾に倒れた自民党の安倍晋三元首相が搬送された奈良県立医大病院(奈良県橿原市)に駆け付けた妻の昭恵さんは、安倍氏の意識の回復を願って名前を繰り返し呼んだものの、思いは届かなかった。
党関係者が9日、最期をみとった際の様子を明らかにした。
 病院では、医師が輸血を大量に行うなど蘇生措置を実施。
その場にいた自民党安倍派の議員らも「総理」「会長」と声をかけ続けた。
だが心肺停止の状態だった安倍氏の心拍が再び動き出すことはなく、最後は医師の説明を受けた昭恵さんが「蘇生は難しい」と判断したという。

安倍元首相死去 兵庫の国会議員からも憤り、怒りの声
自民党安倍派の西村康稔事務総長(春名中撮影)

安倍晋三元首相が凶弾に倒れたのを受け、兵庫県関係の国会議員からも故人を悼む声や、言論を暴力で封じることへの怒りの声が相次いだ。

 自民党安倍派の西村康稔衆院議員(兵庫9区)は事務総長として搬送先の病院に駆けつけ、安倍氏の最期をみとった。「悲しみで言葉が出ない。本当に許せない」と声を震わせた。

 安倍政権下の2017年に官房副長官に就き、19年に初入閣。経済再生担当相を務めるなど安倍氏を支えてきただけに「常に国民のことを考えていた偉大な政治家だった」と惜しんだ。

2022/7/9 10:15 (JST) © 株式会社神戸新聞社
「昭恵夫人が病院に到着するまで生命維持処置をお願いした」高市早苗氏、病院との連絡役を務めたと明かす
© スポーツ報知/報知新聞社 高市早苗氏
自民党の高市早苗氏が12日に自身のツイッターを更新。8日に銃撃され死去した安倍晋三元首相を悼んだ。

ツイッターに「安倍晋三元総理の御葬儀が終わりました。先週金曜日の事件発生以来、殆ど眠れず、食事も吐いてしまい、両親を亡くした時にも経験しなかった心身衰弱状態でした。今日からは懸命に働かないと、安倍元総理に申し訳ない」とつづり悼んだ。

 続けて「金曜日は九州出張を取り止め、翌朝まで、安倍元総理が搬送された奈良県立医大との連絡役を続けました。昭恵夫人が病院に到着するまで生命維持処置をお願いしたことが正しかったのか否かと苦しみ抜きましたが、御葬儀で昭恵夫人の喪主挨拶を伺い、救われました。元総理が最期に手を握り返したと」と明かした。

 さらに「土曜日に東京のご自宅でお迎えした安倍元総理は、微笑んでおられるような優しいお顔で、頬っぺたは柔らかく、何故か冷たくもなく。何よりも御令息に先立たれたお母様の苦しみ、昭恵夫人やご兄弟をはじめ御遺族の皆様の深い悲しみを拝察し、改めてお悔やみ申し上げます」と記した。


狙撃現場の影像です。

2022-07-08
Facebook 長澤 靖浩さん曰く
演説する安倍元首相、背後に容疑者か 映像がとらえた2分15秒

参院選の投開票日を2日後に控えた8日昼。自民党候補の応援演説に奈良県を訪れていた安倍晋三元首相(67)が銃撃を受け、亡くなった。マイクを握ってから2分余り。その時、現場で何が起きたのか。

 奈良市の近鉄・大和(やまと)西大寺(さいだいじ)駅の北口から50メートルほどの交差点内。ガードレールに囲まれた部分に、自民党候補の陣営が集まっていた。それを取り巻くように、歩道の周辺には300~400人の聴衆がいた。

 安倍氏は、公明党議員が応援演説をしているさなかの午前11時20分ごろ、車で到着すると、ガードレール内に入った。そして約10分後。赤い演説台に立って「皆さん、こんにちは。安倍晋三でございます」などと語り始めた。

 この時、聴衆の一人が安倍氏を正面から撮影していた動画には、安倍氏の後方に山上徹也容疑者(41)とみられる人物が映り込んでいた。5~10メートルほど離れた場所で、首を左右に振りながら安倍氏の様子をうかがう姿が確認できる。

 演説が始まって2分15秒が経った時だった。「彼(候補者)はできない理由を考えるのではなく……」と言ったところで、「ダーン」という重い破裂音が響いた。

 付近のロータリーで歩行者の誘導をしていた奈良交通の奥田将弘さん(58)は、この音を聞き、演説台のほうを振り向いた。

 演説エリアの近くに山上容疑…

【安倍元総理の逝去をうけて】茂木敏充幹事長ら ぶらさがり(2022.7.8)

2022-07-08
自民党の高市政調会長はさきほど記者団に対し、
「本当に許されない政治テロだ。生きてていただくことを願う。政治テロとして許されない。容態を心配しています」
と涙を浮かべながら話しました。
蜜月、二人三脚
自民党安倍派の政治資金パーティーで言葉を交わす元首相の安倍晋三(手前)と政調会長の高市早苗(右)。
高市の横やりや強気の発言は、安倍派の拡大路線の一環という見方も出ている Photo:JIJI
安倍氏の継承者
2016年8月3日、東京の首相官邸にて。安倍首相(当時)が行った内閣改造で新たに任命された稲田朋美防衛大臣(右上)、再任された高市早苗総務大臣(上中央)らと写真に納まる安倍晋三首相(左前)と麻生太郎財務大臣(右前)

菅義偉首相が「安倍争奪戦」に敗れ、不出馬に追い込まれた自民党総裁選。キングメーカーである安倍晋三前首相の支持をさいごに獲得したのは、菅首相に競り勝った岸田文雄前政調会長ではなく、政治信条が安倍氏に極めて近い高市早苗前総務相だった。

この結果、当初は泡沫扱いされていた高市氏は、「初の女性首相」として一気に主要候補となった。

総裁選レースは「選挙の顔」として期待を集める河野太郎ワクチン担当相が一歩抜け出したようにみえる。河野氏は安倍路線からの転換をめざすのではなく、原発政策や皇位継承問題で安倍氏に歩み寄り、自民党内の幅広い支持を集めようとしている。

しかし「安倍氏の継承者」の地位を確立したのは高市氏だ。河野政権が誕生しても高市氏は安倍路線を継承するシンボルとして要職に送り込まれる可能性が高い。安倍氏に恭順の意を示しながら放置された岸田氏に代わって、高市氏の動向がますます注目を集めていくだろう。

自民党本部より候補者・都道府県連に対し、最終日の活動について通達を発出致しました。

2022-07-08
Facebook 自由民主党さん曰く ·

私たちはこのような暴力に屈することなく、安倍元総理のご遺志を継いで参ります。

2022-07-08
安倍元総理が亡くなられました。
生前、我が国のために安倍元総理が成し遂げられた数多のご功績に心からの敬意を表しますとともに、衷心より哀悼の誠を捧げます。
第一次安倍政権時代、一緒に仕事をしよう、とお声をかけて頂き、政治の道へ進みました。どんなに厳しい状況でも、希望を持って前向きに挑戦する安倍元総理のお姿に、励まされ引っ張って頂いた15年余でした。安倍総理あっての私であり、こんなにも突然に、深い悲しみの中でお別れすることになるとは、考えもしませんでした。
心より、ご冥福をお祈り申し上げます。
私たちはこのような暴力に屈することなく、安倍元総理のご遺志を継いで参ります。
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