あの人 この人
あの人
子供の頃楽しみだったテレビ、 ザ•ガードマン。
2021-01-25
この人(縁の下の力持ち的存在・・・)
二人のレディーに傷を残したキャスティング
2021-01-13
Facebook永井由紀夫さんより
二人のレディーに傷を残したキャスティング
映画「マイ・フェア・レディ」のオリジナルは、ブロードウェイのミュージカル。舞台でコックニーなまりの花売り娘を演じたのはジュリー・アンドリュース。
「マイ・フェア・レディ」はジュリー・アンドリュース主演で大ヒットし、当時としては異例の3年に渡るロングランを記録した。
そうなると当然ながら映画化の話が持ち上がる。映画化の権利を取得したのはワーナー。
当時、あらゆる人がジュリー・アンドリュースがElizaをやると思ったそうだ。
しかし、映画化権を買ったジャック・ワーナーはそうは思わなかった。
なぜなら、ジュリー・アンドリュースはブロードウェイでは人気でも、当時まだ映画には1本も出演したことがなかったからである。
なぜなら、ジュリー・アンドリュースはブロードウェイでは人気でも、当時まだ映画には1本も出演したことがなかったからである。
もっと有名な女優が演じるべきだと考えた。そこで選ばれたのがオードリーである。
オードリーは、このミュージカルを演じるにあたり、相当歌の練習をしたそうである。
実際いまでもオードリーが歌う映像が残っている。
踊り明かそうとか確かに厳しいかなと
踊り明かそうとか確かに厳しいかなと
ワーナーは最初から歌は吹き替えする予定だったそうだ。
全曲吹き替えると聞かされたオードリーが怒りのあまり撮影現場から去ってしまい、翌日現場に戻ってきて「プロにあるまじき行為だった」とスタッフに謝罪した
全曲吹き替えると聞かされたオードリーが怒りのあまり撮影現場から去ってしまい、翌日現場に戻ってきて「プロにあるまじき行為だった」とスタッフに謝罪した
一方のジュリー・アンドリュースは、映画版ではスクリーンテストまでしたのに結局主演に選ばれず、そうとう落胆したそうだ。
ブロードウェイ版でヒギンズ教授を演じていたレックス・ハリソンも「有名じゃない」という理由で別の俳優を立てる計画だったそうだ
白羽の矢が立ったのが、ケーリー・グラントとピーター・オトゥール。ケーリー・グラントは「自分はコックニー訛りの出生だし、そもそもレックス・ハリソンが演じるべき」と断った
ヒギンズ教授の歌は語り調子で何とかなる部分があった
オードリーはケーリー・グラントのように断らなかった。
後に、オードリーは「この役は断るべきだった。あなたがやるべきだった」とジュリー・アンドリュースに謝罪したそうだ。
後に、オードリーは「この役は断るべきだった。あなたがやるべきだった」とジュリー・アンドリュースに謝罪したそうだ。
ちなみに仮にオードリーが断ったとしても、ジャック・ワーナーの次善策はエリザベス・テーラーだったとのこと
メリー・ポピンズ
ジュリーはMy Fair Ladyのスクリーンテストで選ばれなかった後遺症から「私は映画に向いてない」と自虐的だった。
ジュリー・アンドリュースは「では、もしジャック・ワーナーの気が変わって私にMy Fair LadyをやらせてくれるってなったらMary Poppins役は降りて、Elizaをやるから」との条件で了承。
ジュリー・アンドリュースは「では、もしジャック・ワーナーの気が変わって私にMy Fair LadyをやらせてくれるってなったらMary Poppins役は降りて、Elizaをやるから」との条件で了承。
マイフェアレディーとメリーポピンス
同じ年に公開された因縁の2本の映画。アカデミー賞でジュリーは主演女優賞を受賞し、オードリーはノミネートすらされなかった。
しかしそのジュリーの主演女優賞も、アカデミー会員からの同情票だったという憶測も流れた。
長らくジュリーはオスカー像を屋根裏にしまいこんでいたそうだ。
長らくジュリーはオスカー像を屋根裏にしまいこんでいたそうだ。
本当に不幸しか生まなかったキャスティングだった