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美味求真

美味求真【食事】

盤外の攻防「勝負めし」 支える料理スタッフたち

2022-06-03
© 産経新聞 【第93期棋聖戦五番勝負第1局】ホテルニューアワジ総料理長の高津浩三さん =3日午前、兵庫県洲本市のホテルニューアワジ(永田直也撮影)
2022/06/03 11:54
近年の将棋界は、盤上の戦いだけでなく、盤外の「勝負めし」にも注目が集まっている。藤井聡太棋聖(19)=竜王・王位・叡王・王将=に永瀬拓矢王座(29)が挑戦する「第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)の第1局の会場、兵庫県洲本市のホテルニューアワジ。四半世紀にわたって棋聖戦の舞台となり、食の面でも両対局者を支えてきた。ときにホテル外からも調達するなど、今期も2人の要望に応えるべく、全スタッフも奔走する。
© 産経新聞 羽生善治九段のお決まりのメニューだった「きつねうどんとおにぎり」

対局の盛り上げに一役

「羽生先生はきつねうどんとおにぎりが定番でした」。総料理長の高津浩三(こうつひろみ)さん(60)が振り返る。

獲得タイトル通算99期の羽生善治九段(51)は、棋聖獲得16期で平成20年から10連覇も達成するなど、棋聖戦の舞台に数多く上がった棋士の一人。ホテルに残る過去10年の「お食事お伺(うかが)い書」によると、昼食は「きつねうどんとおにぎり」で、午前のデザートは「ホットコーヒー」、午後は「ホットレモンティーとチーズケーキ」でほぼ決まりだった。

© 産経新聞 渡辺明二冠が3年前に食べた「牛丼(紅しょうがぬき)、玉ねぎスープ、ミニうどん」

当時、毎回きつねうどんを注文する理由について、羽生九段は「東京にうどん屋さんが少なく、せっかくの機会なので頼んでいます」と語った。羽生九段の注文は、インターネット中継でもファンの間で注目され、対局を盛り上げてきた。

同ホテルでは対局前日、両対局者に対局日の昼食や、午前と午後のデザートの希望を聞き取る。これまでメニューがなく、対局者の要望に応えて総料理長が腕を振るったり、ホテル内のレストランの料理を提供したりしてきた。外部の飲食店から取り寄せたケースもある。

例えば、昨年の第2局で藤井棋聖が求めたのは、すし。しかし、ホテルでは提供しておらず、洲本市内の専門店から調達した。「伺い書」には、藤井棋聖がキノコ類が苦手であることが書かれ、棋士が対局に集中できるよう、スタッフたちの心配りがうかがえる。

ホテルは今期から、メニューを作成。その中から藤井棋聖が3日正午の「勝負めし」に選んだのは「淡路島牛丼とみそ汁」で、永瀬王座はいずれもハーフサイズの「海鮮淡路島ぬーどる」と「淡路牛と淡路野菜のステーキ丼」。これらの料理はホテル内のレストランで提供されている人気メニューだ。

料理スタッフは対局者と直接顔を合わせることがない。高津さんは「料理人は裏方の存在」と話した上で、「料理が注目されるのはうれしい。対局者にはおいしく食べていただき、勝負に全力を尽くしていただきたい」と料理に携わるスタッフの気持ちを代弁した。(勝田康三)

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2022-05-30
佐賀市です。

高知県は客を招いて宴会を催すことを「おきゃく」と呼び、

2022-05-29
いまも「おきゃく」文化が根づいている
Facebook 畠山 紘さん曰く
5月29日
こんにちは、
土佐高知には現役時代を含めて500回行きました。
いつも友人から
おまん・こじゃんと・皿鉢構えちゅう~~~が~~
見事な料理です。
高知県は客を招いて宴会を催すことを「おきゃく」と呼び、いまも「おきゃく」文化が根づいている。その「おきゃく」で振る舞われるのが「皿鉢料理」である。「皿鉢料理」は一皿三人前ほどのボリュームでつくられ、皿鉢の料理が減ると補充される。皿鉢の枚数で「おきゃく」の規模がわかる。
「皿鉢料理」の起源は藩政時代にまでさかのぼる。武家の供宴の終わりに大皿に盛った料理が提供され、やがて明治以降になってから「おきゃく」料理として全域に普及したとされている。

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