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【野球は巨人という時代がございましたが・・・】

ソフトバンク絶句…FA山川穂高の人的補償「ベテラン左腕 和田毅」指名報道の大誤算

2024-01-11
日本代表も経験した剛腕の流出ショックだけでなく、レジェンド左腕・和田毅投手(42)のプロテクト漏れ。今回のてん末は、球団内でも暗い影を落としている。

人的補償を巡り〝二重の苦しみ〟を味わう結末となってしまった。ソフトバンクの甲斐野央投手(27)が西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使して加入した山川穂高内野手(32)の人的補償で移籍することが、11日に発表された。日本代表も経験した剛腕の流出ショックだけでなく、レジェンド左腕・和田毅投手(42)のプロテクト漏れ。今回のてん末は、球団内でも暗い影を落としている。

日の暮れたペイペイドームでメディアに対応した三笠GMは「苦渋の選択だった」と、胸中を打ち明けた。2018年ドラフト1位指名でソフトバンクに入団した甲斐野は1年目から65試合に登板、26ホールドをマークして侍ジャパンにも選出された。最速160キロの剛速球が最大の武器。昨季は46試合に登板して、防御率2・53と安定感を見せた。小久保新体制で臨む今季は〝勝利の方程式入り〟が期待されていた。

【衝撃の復帰登板】甲斐野央『160㌔ 自己最速更新』
福岡ソフトバンク・甲斐野央が復帰登板でいきなり160km/hをマーク!! 15日には「あと1キロで大台なものの、出そうで出ない」というコメントを残していたが、今季初登板で見事自己最速を更新した。

完全に見誤ったか。

西武からソフトバンクに移籍した山川穂高(32)の人的補償でベテラン左腕の和田毅(42)が指名されると、11日発売の日刊スポーツが報じた。

まだ西武からの正式発表はないものの、ネット上は大騒動に発展。

《さすがにびっくり》《野球を知ってる人だったら衝撃的過ぎる話題》などの驚きもさることながら、ソフトバンクファンからは、《ファン辞めたい》《ふざけるな!》などと怒りの声もあがっている。

和田は不惑を超えた大ベテランながら昨季は8勝6敗、防御率3.24。チーム内では10勝の有原に次ぐ勝ち星を上げ、先発登板20試合も、石川に次ぐチーム2位だ。

日刊スポーツ新聞社
和田毅 © 日刊スポーツ新聞社

◆和田毅(わだ・つよし)1981年(昭56)2月21日、島根県生まれ。浜田では97、98年夏の甲子園出場。早大から02年ドラフト自由枠でダイエー入団。03年に14勝で新人王。10年最多勝、MVP、ベストナイン。11年オフにFAでオリオールズ移籍。14年カブスでメジャーデビュー。16年にソフトバンクに復帰し、最多勝、最高勝率。昨季は球団最年長勝利を含む8勝。04年アテネ五輪、06年WBC、08年北京五輪日本代表。「松坂世代」で最後の現役選手。179センチ、80キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸2億円。
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