真宗本廟の仏事
真宗本廟の仏事
【写真日記蓮如上人御影道中が始まりました】
2022-04-20
Facebook 真宗大谷派(東本願寺)さん曰く
【写真日記蓮如上人御影道中が始まりました】
4月20日、第349回となる「蓮如上人御影道中」が始まりました
福井県あわら市にある吉崎別院では、第8代蓮如上人の北陸教化と真宗再興の遺徳を偲び、毎年「御忌法要」が勤められています
御影道中とは、その「御忌法要」をお迎えするにあたり、京都・東本願寺から、吉崎別院まで、往復約520キロの道程を、蓮如上人の御影と共に歩く伝統的な仏事です。
近年は、新型コロナウイルスの影響により、車両にて移動していますが、本年は、福井別院までは車両移動、福井別院から吉崎別院の道のりは例年の形にならい徒歩にて御影と共に移動します
本日は、東本願寺・大寝殿にて、吉崎別院に向けて出発する儀式「御下向式(ごげこうしき)」が執り行われました。
御下向式では、まず、御影お腰伸ばしの儀があり、御影を大寝殿にお掛けし、正信偈をお勤めしました。
その後、木越宗務総長から挨拶があり、自身も北陸の出身であることを踏まえ、蓮如上人に対する北陸のご門徒の想いなどを紹介しました。
最後に、蓮如上人の御影が櫃に納められ、櫃の鍵を御影道中の責任者である「宰領(さいりょう)」へ、また、道中日誌を各お立ち寄り会所で勤行と法話を行う「教導(きょうどう)」へ手渡され、車両にて静かに出発しました。
本日より、蓮如上人の御影はお立ち寄り会所を経ながら、2日をかけて福井別院へ向かい、23日に福井別院を出発し、徒歩で吉崎別院に向かいます。
23日から5月2日まで、吉崎別院にて御忌法要が勤まり、5月6日に、東本願寺にて「御帰山式」が執り行われる予定です。
吉崎別院での「蓮如上人御忌法要」の様子は、ライブ配信でご覧いただけますので、ぜひご覧ください
【春の法要 】〔4/4午前〕
2022-04-04
現如上人百回忌法要(日中)
真宗大谷派(東本願寺)さん曰く
【真宗本廟「春の法要」写真日記4/4】
1日から始まった「春の法要」も最終日を迎えました
春のあたたかい日差しが降り注いだ今日は、現如上人百回忌法要の晨朝と日中法要が勤まりました。
また、4月8日(金)まで、お釈迦様の生誕をお祝いし、御影堂門前には花御堂が設置されています。誕生仏に甘茶をかけてお参りされている姿も見られました
現代の宗祖御真影
2022-04-03
井上雄彦作「親鸞」
【春の法要 ライブ配信】〔4/3〕
2022-04-03
Facebook 真宗大谷派(東本願寺)さん曰く
真宗本廟「春の法要」写真日記図形 4/3】
「春の法要」3日目の4月3日、午後からは雨も降り花冷えの一日でしたが、日曜日ということもあり、終日多くの参拝がありました
午前11時から「相続講員物故者追弔会兼帰敬式受式物故者追弔会」が勤まり、約400名ほどがお参りされました。
法要に先だち、九州教区の秦秀道さんによる法話があり、相続講が1885(明治18)年に創設された経緯を紹介されました。
蛤御門の変から起こった火災によって建物のほとんどを焼失した東本願寺。
聞法の根本道場である両堂(御影堂と阿弥陀堂)を何としても再建したいという全国のご門徒の願いによって相続講が設立され、数知れないほど多くのご門徒から集まった懇志により15年の歳月をかけて完遂したことを紹介されました。
また、この再建に関わったすべての人が帰敬式を受式されていたと話され、法名を授かり真宗門徒として「法を聞く」ということが脈々と受け継がれ、現在を生きる私たちにまで念仏の教えが届けられている。そういう先達の願いを聞いていくことが今日の法要の意義だと締めくくりました。
午後からは、東本願寺第22代・現如上人百回忌法要(逮夜)が勤まりました。
明日は「春の法要」最終日です。
現如上人百回忌法要の晨朝と日中が勤まりますので、ぜひお参りください
●現如上人百回忌法要日中(楽)
また、春の法要の詳細は、東本願寺HPからも確認できます。こちらもぜひご覧ください。
【春の法要2022】〔4/2)
2022-04-02
【全戦没者追弔法会 式次第】
出仕 着座楽
総礼
伽陀
登高座
表白
伽陀
御経 仏説阿弥陀経
伽陀
下高座
総礼
正信偈 草四句目下(同朋唱和)
念仏讃 淘五 三重念仏
和讃 無明長夜の燈炬なり 次第三首
回向 願以此功徳 附 物
総礼
恩徳讃
退出楽
退出
Faceook 真宗大谷派(東本願寺)さん曰く
【真宗本廟「春の法要」写真日記4/2】
「春の法要」2日目となる4月2日。京都はとても冷え込む一日となりました
本日は御影堂にて「全戦没者追弔法会」(テーマ:戦争を起こすのは人間です)が勤まりました。
この法要は、戦争でいのちを奪われた方々を憶念し、兵戈無用(ひょうがむよう・『仏説無量寿経』に出てくる言葉で「武器も兵隊もいらない」という意味)の世界を願う法要として、1987(昭和62)年から毎年勤まっています
作家の高史明氏作詞の「追弔の偈 戦争にいのち奪われたあなた方よ」の朗読の後、法要がありました
法要に引き続いて、元小学校教諭の牛島貞満氏より、「祖父・牛島満と沖縄戦」の講題のもと講演をいただきました。
沖縄戦を経験した方の証言や資料をもとに、戦争で何が起きたのかを伝えられ、対話の大切さを訴えるとともに、「武力によって平和維持をするという考え方がいかに危ういのか、もう一度考えていただきたいと思います」と締め括られました。
午後からはしんらん交流館でシンポジウムが行われ、牛島氏に加え、ひめゆり平和祈念資料館館長の普天間朝佳氏、大谷大学教授の福島栄寿氏をパネリストに迎え、沖縄開教本部出仕の長谷暢氏のコーディネートのもと、平和への願いを語り合われました。
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春の渉成園を楽しんでみてはいかがでしょうか皆様のお越しをお待ちしています
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