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鉄の今

【今の鉄路】

京都から下関まで14時間半 「偉大なるローカル線」に乗ってみた

2024-05-27
長門市駅に着いた1両編成の列車=1月11日午後9時1分、山口県長門市、鈴木智之撮影
     書店で売られている鉄道時刻表の地図をご存じだろうか。
 およそ正確とは言い難い形をした日本列島の中にいびつな曲線が何本もひかれ、ぎっしりと駅名が詰まっている。
 記者の私(31)は、旅のロマンが凝縮したこのページの20年来の愛読者だ。
   食い入るように見つめたあげく、この冬、乗ろうと決めたのは「偉大なるローカル線」こと、JR西日本の山陰本線だった。
 古都の玄関・京都駅から本州最西端の山口県下関市・幡生(はたぶ)駅までを結ぶ673・8キロの鉄路。
   これを1日かけて乗り通すことにしたのだ。

東海道・山陽新幹線を使えば3時間ほどの距離を、起点から終点まで乗り通す人間はまあまれだろう。同好の友人から、せめて1泊すれば、と至極まっとうなアドバイスを受けたが、無視した。行程上に日中は運休する区間があってやむをえなかったこともあるが、「1日で乗る」こと自体に意味を見いだしたかったからだ。
 支線を除けば、山陰本線は東京と大阪・神戸を結ぶ東海道本線をも上回る日本最長の在来線なのだ。だから、きっと達成感も日本一なのではないか、と勝手に考えた。
 記者としての興味もあった。ローカル線としてご多分に漏れず乗客の減少が続き、全体の半分の区間では輸送密度(1キロあたりの1日平均乗客数)が2千人を切っている。JR西日本の社長が「大量輸送機関である鉄道としての特性が生かせず、非効率」と言い切る厳しい状況だ。
 「今のうちに乗って、この目でみておきたい」。休みをとった私は1月のある朝、京都駅に向かった。

従来の予定より2カ月ほど前倒しする。

2024-05-15
大阪メトロ中央線の新型車両400系電車(撮影地は乗り入れ先の近鉄けいはんな線)。【ポニー/写真AC】
大阪・関西万博の会場アクセス路線になる大阪メトロ中央線の延伸区間(北港テクノポート線の南ルート)について

大阪・関西万博の会場アクセス路線になる大阪メトロ中央線の延伸区間(北港テクノポート線の南ルート)について、大阪メトロは来年2025年1月末の開業を目指す方針を正式に決めた。従来の予定より2カ月ほど前倒しする。

名鉄の新型車両

2024-05-15

名鉄は新型通勤車両の9500系電車と9100系電車について、本年度2024年度の導入分は車両の構造を一部変更することを明らかにした。編成先頭のドアの位置を変える。2024年度の設備投資計画に盛り込んだ。


編成先頭のドアの位置を中央に変更した9500系のイメージ。【画像:名鉄】

「かんぱち・いちろく」

2024-04-30
新しい観光列車「かんぱち・いちろく」お披露目 博多~別府 畳の個室や地元名店の弁当も JR九州
【初公開】JR九州 特急「かんぱち・いちろく」車両公開・車内に潜入!!
新観光列車「かんぱち・いちろく」試乗会 博多駅と別府駅を約5時間で結ぶ旅
【観光特急】 JR九州 かんぱち・いちろく 運行初日の映像 (久大本線 新たな観光列車) 2R形 別府発博多行き いちろく号 (元・キハ147系&キハ
JR九州の新たな観光特急「かんぱち・いちろく」 2024年4月26日の運行開始日に撮影した動画です。 「かんぱち・いちろく」は博多〜別府間の観光列車(D&S列車)で、運行日に片道運行しています。 博多発別府行き「特急かんぱち号」…月・水・土 別府発博多行き「特急いちろく号」…火・金・日
【全車グリーン車】最新の観光特急かんぱち・いちろく号の半個室に乗ってきました‼︎【別府→博多】 交通系動画/マトリョーシカ チャンネル登録者数 8.33万人 チャンネル登

青梅~鎌倉間で臨時特急を運転

2024-04-28
E257系(画像:写真AC)。 © 乗りものニュース 提供

JR東日本は、2024年6月に青梅~鎌倉間で臨時特急「花咲く鎌倉あじさい号」を運転します。運転日は6月8日(土)、9日(日)、22日(土)、23日(日)の4日間です。

 この列車は、鎌倉であじさいが見頃を迎える時期にあわせた臨時特急です。停車駅は、青梅、河辺、羽村、拝島、立川、北鎌倉、鎌倉。貨物線「武蔵野南線」を経由することが特徴です。

「武蔵野南線」は定期の旅客列車はなく、JR東日本の路線図にも記載がない区間となっています。

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