傳燈
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佳子さま、武蔵野陵ご参拝 ギリシャ公式訪問前に
秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまは9日、今月下旬のギリシャ公式訪問を前に、東京都八王子市にある昭和天皇の武蔵野陵(むさしののみささぎ)と香淳皇后の武蔵野東陵(むさしののひがしのみささぎ)を参拝された。
グレーのロングドレス姿で臨み、陵の前で玉串をささげて拝礼された。
ギリシャご訪問は25日~6月1日の日程で、日本との外交関係樹立125周年記念式典に出席するほか、サケラロプル大統領を表敬訪問する。
世界遺産のアクロポリスにあるパルテノン神殿や、聴覚障害者施設のご視察なども予定されている。
佳子さまの海外公式ご訪問は、昨年11月のペルーに続き3回目。
皇室の方々は、海外訪問前に昭和天皇陵と香淳皇后陵を参拝されるのが慣例になっている。
なぜ珍しい?両陛下の陵墓参拝
明日は京都三大祭のひとつ、葵祭です。
愛子さま、宮中の昼食会に初出
天皇、皇后両陛下は9日、ケニアのウィリアム・サモエイ・ルト大統領夫妻と皇居・宮殿で会見し、続いて昼食会を開いた。両陛下の長女愛子さまは、外国賓客を招いた宮殿での昼食会に初めて同席した。
傳燈に関する動画
即位礼正殿の儀 安倍総理大臣の寿詞(19/10/22)
稚児衣装着付け方
エリザベス2世の国葬、葬列から埋葬式まで
朝9時にエリザベス女王を起こしたバグパイプ奏者。
エリザベス女王の国葬でバグパイプを演奏したポール・バーンズさん(2022年9月19日)
エリザベス女王を目覚めさせるために、毎朝バグパイプを演奏していた奏者が最後に奏でたのは、女王の安らかな眠りを願う曲だった。
「君主のバグパイプ奏者(Piper to the Sovereign)」であるロイヤル・スコットランド連隊のポール・バーンズさんは、エリザベス女王を目覚めさせるために、毎朝9時に女王の部屋の窓の下で15分バグパイプを演奏してきた。
これは君主のバグパイプ奏者の務めであり、10人以上の奏者が長きにわたり「専属目覚まし時計」として君主を起こす役割を担ってきた。
エリザベス女王の人生最後の日の朝も、バグパイプを演奏したバーンズさん。9月19日の国葬でもバグパイプを奏でたが、その役割とはこれまでとは異なるものだった。
聖ジョージ礼拝堂の王室納棺堂に女王の棺が下ろされる間、バーンズさんは伝統曲「Sleep, Dearie, Sleep(おやすみ、大切なあなた、おやすみなさい)」を演奏し、エリザベス女王の安らかな眠りを願った。
家族を優先してと伝えた、女王の優しさ
君主のバグパイプ奏者が生まれたのは、1843年。当時の君主ヴィクトリア女王が、夫のアルバート公とスコットランド高地を旅した時に、バグパイプに魅了されたのがきっかけだった。それ以来、17人がこの君主専属のバグパイプ奏者を務めてきた。
第15代君主のバグパイプ奏者として2015~19年に女王のために働いたスコット・メスベンさんは、「女王が立って演奏を見ているのは喜びだった」とBBCに回顧している。「彼女はバグパイプ演奏を楽しんでいましたが、一人の人間として接してくれました」
メスベンさんは、女王の優しさを感じたエピソードも語っている。君主のバグパイプ奏者時代、メスベンさんは8カ月の間に両親と妻を立て続けに亡くしたことがあった。
その時の女王の言葉を次のように振り返った。
「一緒に立っていた時に、女王は私に『もしあなたが朝おらず、バグパイプが聞こえない時には、不在だと考えます。誰かに許可を取るために待つ必要はありません。家族があなたを必要としているのなら、家に帰りなさい。家族が最優先ですから』と言いました」
さらにエリザベス女王は、メスベンさんのは腕をつかんで、こう伝えたという。「誰かこのことを問題にするようであれば、私が帰っていいと言ったと言いなさい」
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。