ちょい話【et cetera】
ちょっといい話
『人生列車』 吉川英治作
発車駅の東京も知らず、横浜も覚えがない。
丹那トンネルを過ぎたところで薄目をあける。
静岡あたりで突然乗っていることに気づく。
そして名古屋の五分間停車のあたりから、窓の外を見てきょろきょろしはじめる。
この列車はどこへゆくのかとあわてだす。
もしそんな乗客がいたらみな吹き出すに決まっている。
その無知な乗客を哀れむに違いない。
ところが人生列車は全部の乗客がそれなのだ。
「石原慎太郎」国を愛した漢の雄姿。
ひょっこりひょうたん島60周年
NHKで連続人形劇「ひょっこりひょうたん島」の放送が始まったのは、東京オリンピックの開催と同じ1964年(昭和39年)。いまからちょうど60年前になります。
当時27歳のNHKディレクター武井博さんが企画し、無名作家だった井上ひさしさんと児童文学者の山元護久さんがタッグを組んで脚本を担当した人形劇。突然漂流する島、次々登場する風変わりなキャラクター、子どもの視点で社会や権威を風刺する長いセリフ。激しく自由に動きまわる人形も、当時としては画期的なものだったそうです。
そんな伝説の人形劇をキャラクターデザインから担当し、いまもなお大切に演じ続けている人形劇団「ひとみ座」に「ひょうたん島」の魅力をお聞きしました。
4年ぶりに「イチロー先生」復活
米大リーグ・マリナーズなどで活躍したイチロー氏が教壇に立ち、生徒の悩み・質問に向き合うWEB動画「おしえて!イチロー先生!リターンズ」が16日より、SMBC日興証券公式HP特設サイトと公式YouTubeチャンネルで公開された。
イチロー氏は2001年に同社のブランドパートナーに就任。20年に公開された「おしえて!イチロー先生」シリーズは累計再生回数は約3500万回(3月末現在)と大きな注目を集めた。今回の動画で再び教壇に立った“イチロー先生”は小学生から60代までの合計25人が抱える「おかね」や「みらい」についての悩みに寄り添い、アドバイス。「貯金ってする意味ある?」「60歳以降はどう過ごしたい?」などの質問にも真摯(しんし)に答えた。
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マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさんがSMBC日興証券が主催する「教えてイチロー先生」という企画に登場した。イチローさんが学校の先生に扮し、生徒役となった人たちの様々な質問に答えた。
「貯金って、する意味ありますか?」という質問の答えからわかった、数々の偉業を成し遂げてきたイチローさんだからこそ語れるお金に対する考え方は、私たちも参考になる。