政府専用機
政府専用機
史上初! 日本の政府専用機に「スゴイ燃料」を搭載し運航 原料は”ミドリムシ”?
ユーグレナ油脂等を使用した燃料
岸田文雄内閣総理大臣の2022ASEAN関連首脳会議、G20バリ・サミット、APEC 首脳会議出席のため、2022年11月12日に羽田を出発した政府専用機2機(ボーイング 777-300ER)。このフライトの使用燃料に、ユーグレナ社が製造・販売する国産SAF(持続可能な航空燃料)「サステオ」が用いられました。同社によると、政府専用機にSAFが使用されるのは今回が初の試みとなるといいます。
新型「エアフォース・ワン」デザイン決まる! 現行とちょっとだけ違うデザイン…
特徴的な「青」も「深みのあるもの」に
アメリカ空軍が現地時間2023年3月10日、通称「エアフォース・ワン」として知られている大統領専用機の新型機「VC-25B」の機体デザインを決定したと発表しました。
「VC-25B」は「ジャンボ・ジェット」と呼ばれたボーイング747シリーズの最終派生型「747-8」をベースにした飛行機で、現行タイプの747-200Bをベースにした「VC-25A」と置き換えられる予定です。「VC-25B」は2機体制で、1機目が2027年に、2機目が2028年に納入予定とのことです。
「VC-25B」の機体デザインは、「VC-25A」のデザインをほぼ踏襲。多くの人に「エアフォース・ワン」として知られている、白と明るい青を基調としたデザインになる予定です。一方で、「VC-25B」は、「VC-25A」と比較してさまざまな面で、デザイン上の違いがあります。
たとえば「VC-25B」に採用されるブルーは、「『VC-25A』より少し深みのあるモダンなトーン」を採用。また、「VC-25A」の一部で採用されていた、胴体に使用されているアルミ合金を研磨剤で磨きあげる「ベアメタル」を「VC-25B」では採用せず。これは「最新旅客機で採用されている素材では認可されていないため」としています。
「VC-25B」は以前トランプ政権下で導入が決定し、その際、赤、白、青の新カラーリングが採用される予定でしたが、この新デザインは、バイデン大統領に政権が変わった際に破棄。これは胴体下部の青い塗装が飛行時に熱を帯びる可能性などがあり、連邦航空局による認定試験が追加で必要となるためとされています。
【了】
【戦慄の航空無線】エアフォースワンに近づくと…
首相「異例な」民間機で訪米 政府専用機は両陛下使用
岸田文雄首相が20日に国連総会出席のため米ニューヨークへ出発する際、政府専用機でなく民間チャーター機に搭乗した。天皇、皇后両陛下が17~20日の日程でエリザベス英女王の国葬に参列するため政府専用機を使用しているのを受けた対応。官邸関係者は「異例なケース」と述べた。
共同通信の「首相動静」によると、首相の外遊で民間チャーター機が使われたのは2012年5月以来。この際も当時の天皇、皇后両陛下が政府専用機を使っていた。
政府は専用機を2機保有しているが、故障に備えて2機を同時運航している。