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御料車(車両編)

その歴史'(クルマの世界)

天皇旗

2023-02-23
新型センチュリーへと置き換えが進む「セダン御料車」。フロントグリル向かって右斜め下に装着されている銀色の丸い証票が「皇ナンバー」だ
祝賀御列の儀(皇居宮殿南車寄御発前/祝賀パレード)

「トヨタセンチュリー」

2023-02-23
2018年1月17日、政府、内閣官房・内閣府皇位継承式典委員会(委員長・安倍晋三首相)は、第3回会合を開き、新天皇が2019年10月22日に行われる祝賀パレードで使用するクルマを、「トヨタセンチュリー」に決定した、と発表した。
1990年11月12日、祝賀御列の儀にて(ロールス・ロイス・コーニッシュIII)
1993年6月9日、皇太子同妃両殿下の結婚の儀の時の一枚。車両はロールス・ロイス コーニッシュⅢ。この時が最後の公式行事への出動となってしまった
天皇旗を立てた「大型リムジン御料車」センチュリーロイヤル
上皇旗を立てたセンチュリー御料車。外観は市販型のセンチュリーと同一だが、「皇ナンバー」で登録され、後部ドアサイドに「菊華御紋章」が掲出される

新御料車について

2023-02-23

現在の御料車「ニッサンプリンスロイヤル」5両は導入後40年近くを経過し,車両本体の老朽化,部品補充が困難となってきたこと等からその維持が限界に近づいており,運行に支障を来すおそれがあることから,去る7月7日に後継車として新御料車「センチュリーロイヤル」(トヨタ)1両を導入しました。

御料車は,国会開会式,全国戦没者追悼式等の際の行幸啓にご使用になるほか,国賓を始め外国の元首の公式訪問の際に,そのご使用に供されます。


御料車は、天皇皇后両陛下がご乗用になる車両で、皇室専用の皇ナンバーのものと品川ナンバーのものがあります。国会開会式など公的なお出ましには皇ナンバー、その他のお出ましには品川ナンバーをお使いになることが通例です。

平成18年から導入したセンチュリーロイヤルは、陪乗席を備えた8人乗りの大型車であり、国会開会式、全国戦没者追悼式及び国賓接遇などに限定的にご使用になっています。

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