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それぞれの母校

思い出のページ【学校編 宗門校 】

大学というもの

2022-11-14
facebook安田理新さん曰く


魅力の無いようなものはまた、間違うこともないのです。 
人間を間違えさせるというのは、魅力があるからです。
 そういう意味で、宗教を反対する学問もまた宗教のためには必要なのです。 
反対するものに目を塞げばそれは弱点になってしまいます。
 必要なのです。
 そういうところに大学というものがあるわけです。

当代(住職・副住職・衆徒)の母校は、こちらです。

2022-01-10
大谷大学講堂
報恩講
卒業式
入学式
大谷大学本部キャンパス総合整備計画の軌跡

大学の歴史

2023-08-23
大谷大学は、親鸞の思想に立つ仏教系の大学です。

本学は、仏教精神にもとづいた人間教育を行い、人間にかかわる諸学問の研究成果を広く社会に公開するという建学の理念があります。

1665(寛文5)年、東本願寺が寺院子弟教育のために設置した学寮から始まります。
本学の教育・研究目標は、初代学長清沢満之が述べた「開校の辞」、第三代学長が述べた「大谷大学樹立の精神」の2つの宣言において表明され、現在もなお、本学の建学の理念として継承されています。

「開校の辞」
 1901年/東京・巣鴨

1901(明治34)年、東京に移転し、機構を整備して真宗大学として新たに開校しました。初代学長清沢満之は、「開校の辞」において、真宗大学が親鸞の浄土真宗の思想に基づいた「浄土真宗の学場」としての「宗教学校」であり、その教育目標が、仏教を中心とした諸学問を教授することを通じて「我々に於いて最大事件なる自己の信念の確立の上に、其の信仰を他に伝える、即ち、自信教人信の誠を尽くすべき人物を養成する」ことであると述べました。

「大谷大学樹立の精神」
 1925年/京都・洛北

第3代学長となった佐々木月樵は、1925(大正14)年、「大谷大学樹立の精神」において、大学の3つの目標として「第一は仏教を学界に解放したことである。第二は仏教を教育からして国民に普及することである。然しこれらの二大目標は人その人を得るにあらずば出来難いから、第三には、宗教的人格の陶冶に留意することである」と述べ、また教育の3つの方針としては「本学に於ける人格陶冶の三モットーたる所の、本務遂行、相互敬愛、及び人格純真の三条に心をよせ、各自純真の人間となっていただきたい」と述べました。
大谷大学は、学ぶよろこびを友に伝え 共に生きる未来をひらく大学です。

開校の辞

2023-08-23

初代学長 清沢満之(1863~1903年)

1901(明治34)年10月13日 移転開校式において
『我が信念-清沢満之のことば』p.76



 本日は、当真宗大学新築移転の式を挙ぐるに際し、広く朝野の諸氏の御高来を忝うし、ここに盛大なる式典を行うを得たるは、洵に私共の光栄と存じます。
 ついては本学は今日ここに始めて開設したのではなく、元京都にありましたのを此処に移して校舎のみ新たに建築したものであります。

 その概略は真宗大学要覧について御覧下された通りであります。唯そのだいたいについて申し上げますることは、本学は他の学校とは異なりまして宗教学校なること、ことに仏教の中において浄土真宗の学場であります。即ち、我々が信奉する本願他力の宗義に基づきまして、我々において最大事件なる自己の信念の確立の上に、その信仰を他に伝える、即ち自信教人信の誠を尽すべき人物を養成するのが、本学の特質であります。しかして本学は予科二年本科三年と分れて、都合五箇年の修業でひとまず卒業するのであります。

 さらに進んで攻究すべき人物を特に選抜して研究院に入れ、三年乃至五年をもってその業を卒わるのであります。またその科目に至りては、一派における宗学と、及び他の諸宗の教義の学と、最も本学に直接の関係を有する所の須要なる世間の学科とを教授いたします。もちろん今日の有様では完全ではありませぬけれども、冀はくば仏祖の冥祐の下に、外は広く内外諸士の賛助を得、内は教職員生徒一同に力を協せ、本学の目的を達したきことであります。

学長が交代いたしました。

2022-04-06
学長メッセージ
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