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モンスター井上

【 ボクシング編 】

井上尚、3団体王座を統一 日本選手初、ドネア退ける―ボクシング世界戦

2022-06-08
世界バンタム級3団体王座統一戦の2回、ドネア(右)を攻める井上尚弥=7日、さいたまスーパーアリーナ
2022年06月07日22時10分

プロボクシングの世界バンタム級3団体王座統一12回戦は7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)統一王者の井上尚弥(大橋)が、世界ボクシング評議会(WBC)王者のノニト・ドネア(フィリピン)を2回1分24秒TKOで下した。

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 日本選手が世界主要3団体を統一したのは初めて。防衛回数は、スーパー王者に認定されているWBAが7度目、IBFが5度目。
 井上尚は1回に右のカウンターでダウンを奪い、2回に猛攻を仕掛けて左フックで倒したところでレフェリーが試合を止めた。
 世界5階級制覇の実績を持つドネアとは2019年11月に対戦し、3―0の判定勝ち。今回は2年7カ月ぶりの再戦だった。戦績は井上尚が23戦全勝(20KO)。ドネアは42勝(28KO)7敗。

世界バンタム級3団体王座統一戦でドネアを下し、3本のベルトを巻いて笑顔の井上尚弥=7日、さいたまスーパーアリーナ
世界バンタム級3団体王座統一戦でドネアを下し、3本のベルトを巻いて笑顔の井上尚弥=2021年6月7日、さいたまスーパーアリーナ【時事通信社】
 プロボクシングの世界バンタム級3団体王座統一12回戦は7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)統一王者の井上尚弥(大橋)が、世界ボクシング評議会(WBC)王者のノニト・ドネア(フィリピン)を2回1分24秒TKOで下した。日本選手が世界主要3団体を統一したのは初めて。防衛回数は、スーパー王者に認定されているWBAが7度目、IBFが5度目。
 井上尚弥は2019年11月に世界5階級制覇の実績を持つドネアと対戦し、3―0の判定勝ち。今回は2年7カ月ぶりの再戦だった。
 戦績は井上尚弥が23戦全勝(20KO)。ドネアは42勝(28KO)7敗。


井上尚弥が歩む比類なき王者への道

井上尚弥が2R・TKO勝ちで日本人初3団体統一!2年7カ月ぶりドネア戦/ラウンド速報詳細 [2022年6月7日21時44分] <プロボクシング:WBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王座統一戦12回戦>◇7日◇さいたまスーパーアリーナ WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が日本人初の3団体統一に成功した。 
WBC世界同級王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)と3本のベルトを懸けて拳を交え、2回1分24秒、TKO勝ち。19年11月、階級最強を決めるトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝以来、約2年7カ月ぶりの再戦を制した。 両者ともボクシング界の主要4団体の統一を目標に掲げており、残るWBO王座はポール・バトラー(英国)が保持している。4団体統一は長いボクシング史でも世界で8人しか達成しておらず、バンタム級では初の偉業。年内にも井上とバトラー戦が実現する機運が高まっている。  WBCの世界バンタム級王座はファイティング原田、辰吉丈一郎、薬師寺保栄、長谷川穂積、山中慎介ら名王者たちが巻いた日本のファンに馴染み深い栄光のタイトル。12戦連続防衛を果たした山中氏が17年8月にルイス・ネリ(メキシコ)に奪われたのち、ネリの体重超過による王座剥奪などを経て、井上が日本に取り戻した。 

<世界バンタム級王座統一戦 井上尚弥・ノニト・ドネア>2R、ドネアに圧勝した井上尚(撮影・長久保 豊)
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